、「ノルマンの痕跡を探す英国ツアー??

、「ノルマンの痕跡を探す英国ツアー??

迷える大羊 · 2012-04-26 08:16:14 UTC+9 · 投稿 #519

例によって、韓国メディアウォッチングからですが・・。韓国のメディアをウォッチしていると毎年、春先になると出会うのが「ウリナラ(韓国)がイルボン(日本)に文化を伝えたのだ!」、いわゆる「韓国起源説」記事で、こういった記事を見ると、ああ、季節が変わったんだなぁ、との感慨に浸れます。今年も例によって、こんな記事がありました。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/24/2012042401413.html

まあ、厳密な事実検証、考証はあまりなく、事実関係よりは願望とか、最初にストーリーありき、である場合がほとんどですが・・。
例えば・・

「奈良では百済人が古代日本の上層部を形成していたことを示す石舞台や、世界最大の木造建築物であると同時に韓半島(朝鮮半島)系の手があちこちに加えられている奈良・東大寺」

あ、いや、東大寺が建立されたのは百済が滅んだ後ですが・・・。といった具合にツッコミどころがいろいろあって「面白かったり」するんですが。「韓国起源説」のウィキペディアを読むと正直、眩暈すら感じます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E8%B5%B7%E6%BA%90%E8%AA%AC

前置きが長くなりましたが、起源、で思い出したのが、11世紀のイギリスで起きたノルマン征服。この事件は英語にも大きな影響を及ぼしましたよね。何しろ支配者の言葉はフランス語であるような状況が14世紀まで続いたわけで。現代の英語にフランス語起源の語彙が多い理由であるわけですよね、確か。

「韓国起源説」と違って、明らかに事実であるわけですが、フランスのメディアとか、学校が純粋な学者の学術目的以外で「ノルマン人の痕跡を探す英国ツアー」なんてやって、「あれもフランス、これもフランス、フランス万歳」「英国を征伐したのだ」なんてやっている記事とかフランス人をご覧になったことありますか?

ステレオタイプとしては、フランスは英米への対抗心、ナショナリズムが強い、といった印象がありますが、それはどの程度、本当なのかな?といった点で興味がありますね。