話し言葉

話し言葉

Sekko · 2009-11-30 20:34:51 UTC+9 · 投稿 #346

確かに、文法的には「Ca sera vite passé 」とか、「 Ca serait vite passé」
となるべきところですが、話し言葉って、まあこんな感じですよ。

私も、仏文法を習った者として、間接話法の時制とかがいつも頭にあり、私が不正確に話したら「文法を知らないから」だと思われるんじゃないか、って気になることがありますが、まあ、親しい人同士では、まず、問題にされないです。接続法反過去なんてどこの国のこと?って感じ。ただし、フランス人も、学校では習ってるので、言われると理解するし、もちろん少し正式な場所とか書き言葉とか古典なんかでは普通に出て来るのですが。

近頃の口語で、私が分っていてもなかなか口に出ないのは、今までなら「Ne t'inquiète pas!」(心配しないで)というのを「T'inquiète! 」と肯定形で言う表現。こういうのは 「s'étonner」なんかも同じで、「びっくりしないよ」を「びっくりするよ」と言ったり、分っていても、私には抵抗があります。
でも日本語でも「とんでもないこと」と「とんだこと」が同じ意味だったり、考え出すと分りませんよね。虚辞の「ne」というのがありますが、分析的論理的な意味でなく、全体の印象に引きずられる言葉ってひょっとしていろいろあるのかも。話し言葉だけでなくネット上のたとえばブログやこういう掲示板の言葉もそうで、私の日本語ブログをフランス語の自動翻訳機能で翻訳したという友人は、全く分らなかったと言ってました。略語、当て字何か普通ですからね。

私は、外国人は、口語は、誤解しないくらいにある程度分ればいい、話す必要はないと思います。ちゃんとした言葉を話してないと、「イザという時」に教養の程度を誤解されたりするので。映画などの会話を理解するのは難しいでしょうが、ちゃんとした言葉で書かれた文をたくさん読んだ方が得るところは多いと思いますよ。言いたいことをきっちり話せれば、ちゃんとした人なら向こうがリスペクトして対応してくれるはずです。