ヨーロッパ
フランスの世論調査なんかでは、若い人ほどヨーロッパ・アイデンティティを持ってるようです。実際、大学間の交流とか割と盛んですし。でも一般的には旧共産圏とか、経済的にもかなり差のある国の人の方がヨーロッパ意識は強いし、フランスのようなもともと中華思想の強いところはフランス人意識の方が優越感と結びついているかも。本部のあるベルギーでさえ、同国内でフランス語とフラマン語の熾烈な戦いがあるように、歴史とか経済格差とかを背景にしたナショナリズムとの戦いは、一国内ですら容易でないのが現実ですよね。ジャック・ドロールは、IMF介入を嘆いてました。マストリヒトなどで、通貨統一ばかりを偏重し、義務の強制ばかりで互助を可能にする経済政策を軽視したことのツケが来たと言ってます。EUが政治的にも生命線である独仏はすぐにギリシャ救済に向かって動こうとしたようですが、根本的に無理がありすぎですね。エゴを捨てて連帯するという創立理念がどこまでナショナリズムやネオリベラリズムノ歯止めになり得るのか、それでも気になるところです。