サブカルと伝統芸能

サブカルと伝統芸能

迷える大羊 · 2011-06-23 21:20:01 UTC+9 · 投稿 #458

おつきあいありがとうございます。

>「若者文化」というのはやはり「既成の文化」に反発するようなところから力を汲み上げてほしいですね。

私がもっとも言いたかったのもこれ。韓国の姿勢に何よりも疑問を感じたのは、サブカルを「国威発揚」「見栄」の道具と思ってない?ってことですかね。大体、ホンマもんのアイドルオタクが

>韓国の国旗である太極旗などを振ってSHINeeの曲を合唱した

なんてするわけないじゃんっていうのがそもそも最初の突っ込みどころですし。ある意味、国旗、国歌、国威発揚とはもっとも縁遠い分野ですしね。

確かに、サブカルチャー、ポップカルチャーの拡散がその国のイメージアップやら理解度アップに貢献はしますが、それはあくまで結果であって、最初から狙ってやるもんじゃないだろ、ってことですね。
ビートルズとかレッド・ツェッペリンなんかが英国政府の助成で活動していた、なんて聞いたことないし、彼らの曲や言動にいわゆる、保守的な意味での祖国愛を訴えるものは皆無ですし(冗談ではあるけど)。

ところで、サブカルチャー、伝統芸能と分けて語ってますけど、今、伝統芸能となっている分野も元を正せば、作られた時代はサブカル、キワモノだったってものは多いんでしょうね。例えば、浮世絵などリアルタイムで作られていた時代はサブカルチャーであり、「大人」は見向きもしない代物で、だからこそ、幕末になって名作、傑作が簡単に海外に流出してしまった、って聞いたことありますね。クラシックといわれる音楽、ベートーベンやらモーツァルトやらも当時は「不良の音楽」だったかもしれないし・・。

ロックなんかも、ビートルズの時代あたりまでは、エレキギターで演奏しているだけで「不良」扱いされた、って聞いたことありますし、50年代のアメリカでは大人から目の敵にされた、とのことですし。歌舞伎もそうみたいですね。逆にいうと、そういう「偏見」「迫害」を撥ね退けてこそ「本物」なんでしょうね、サブカルチャー、ポップカルチャーって。

そんなサブカルも時代が下り、大人の文化となり、さらに進んで「伝統芸能」となり、そしてつまらなくなっていく、または一般人とは縁遠い代物となっていく、という過程を辿るんでしょうね。

そういう意味では、現在日本を代表するコンテンツとなっているアニメ・マンガも「ヤバい」のかもしれません。つまり、変に持ち上げられて、「大人文化」になりかかっている、という意味で・・。相変わらず、「良識ある大人」からは「低俗、馬鹿、下品」とこき下ろされる文化であり続けた方が、その自由さ、破天荒さが失われなくていいのかも・・、とふと愚考するのでありました。