勝負は一瞬のタイミング
「下」で書き込んでいる内容(セゴレーヌがバイルに共闘申し入れ)を、14日付の日経朝刊が記事にしてました。これは既に何度も述べていますが、大統領選の第1回投票の直後、バイルが19%を得票を獲得した直後に、「2位・3位連合」を組み、バイルが旧UDFの組織を締めて決選投票に臨んでいれば、セゴレーヌは間違いなく、サルコジに勝っていました(バイル新党の結党の意志表明は、大統領選の後で十分だった)。おそらく、「セゴレーヌ当選」であれば、PSと同じ内紛がUMPで起こっていたと思いますね。「勝てば官軍」ですよ。「鉄は熱いうちに打て」の諺通り、勝負は「タイミング」がすべてですよ。バイルの「自主投票」呼びかけでも、もう少しUDFはまとまると思っていましたが、甘かったですね。確かに、大統領に当選するのも大事ですが、それ以前に「政治家」として、そして、一人の人間として、どう行動するかだと思います。あの時点で、有権者の間(特に若者たち)からは「Tout sauf Sarcozy」の声が強かったわけでしょう。であれば、その期待に応えることこそが、政治家の務めじゃないですか。その期待に応えられなかったPS、そして、バイルの責任は重大ですよ。何度も言う通り、今度の大統領選はやるべきことさえきちんとやっていれば、ちゃんと勝てていた試合なんですから。であれば、今ごろ、「大統領・セゴレーヌ、首相・バイル」でPS300議席、バイル新党100議席で下院選圧勝ですよ。バイルが切り崩すべきは、何よりも、UMPに流れた旧UDFの連中だったわけですから。なぜ、バイルが「自主投票」を言ったか。サルコジが「下院選でUDFの候補者が立つ選挙区すべてに対立候補を立てる」と脅したからでしょう。それに屈したというのが、すべてですよ。しかし、まだ、投票日まで時間がありますから、やるべきことは、まず、きちんとやるべきでしょう。「今後」は、それを踏まえてからだと思います。いずれにしても、「今」を全力で生き切らない人に、「未来の展開」もありませんからね。