スポーツについて

スポーツについて

sekko · 2012-07-16 20:23:00 UTC+9 · 投稿 #713

フランスはまだツール・ド・フランスが終わってないので、スポーツの話題はオリンピックにまで行ってません。まあ時々話題にはなりますけど、フランス・チームの応援というより注目選手への応援の方が目立つかなあ、という感じです。

最近、20代終わりでコンサルティング会社に勤めているまあエリートのフランス人男性と知り合いましたが、この人がスポーツ・フリークで、自分もパラパントとかダイビングとかテニスとか熱心にやっているのですが、観戦も半端じゃなくて、この前のサッカーのヨーロッパ杯の時もわざわざ開催地に行ってましたし、その後のローラン・ガロスにも3回くらい行ってました。ロンドンにも行くそうです。でも、この人も、別にフランス・チームのサポーターとかフランス選手のファンというわけではなく、スポーツ観戦自体が趣味なんです。

「レベルの高いいい試合を見たい」というのが最大の関心事、基準みたいです。

私は、最近あった革命記念日のシャンゼリゼでの恒例の軍隊の行進をテレビでちらりと見てさえ、「ああ、人を殺したり施設を破壊したりする道具を示威的に並べたるなんて野蛮で嫌だなあ」と感じてしまう人なので、まあそれに比べたら、スポーツ大会は代理戦争といっても平和なものだから「精力善用」というか、やる方も見る方も、戦闘本能を昇華するのはいいんじゃないかと思いますけれど。

フランス人は傾向としては、個人主義なんでチーム競技より個人競技に向いているし、個人競技(スキー、柔道、フェンシング、水泳とか…)が盛んだと言われます。

まあ一定以上の「数」がまとまって行動すると、人間は個人を忘れてそれなりの特別な意識を共有してしまうというのはどこでもいっしょでしょうが。選択の余地があるなら私は団体行動を好みませんし、ましてや誰かに命令されるとか強制されるというのは嫌ですが、命令された方が安心感があるという人もいるし、それぞれがもって生まれた性格のタイプにもよるかなあ、と思います。そのかわり、基本的にアーティストや自由業の人は「孤独」を受け入れる覚悟が必要ですが。

そんな私の周囲にいる人たちのほとんどは、これまでオリンピックにもサッカーにも無関心だし、フランスが優勝するような時以外はむしろ冷ややかなムードですかね。

勝つのを願うことにナショナリズムを傾けるんでなく、勝てば官軍、いや、優勝したらナショナリズムが高揚する、って感じでしょうか。(私も日本人選手が金メダルっていうようなニュースは好きですよ。)