欧米人の海外養子引き取り

欧米人の海外養子引き取り

迷える大羊 · 2012-08-11 09:15:37 UTC+9 · 投稿 #715

韓国紙・中央日報の昨日8月10日付の記事のネタですが・・。

「米国に渡った韓国人養子、市民権与えられないケースも」

http://japanese.joins.com/article/282/157282.html?servcode=400§code=430

http://japanese.joins.com/article/283/157283.html?servcode=400§code=430

韓国は昔から現在に至るまで、世界有数の養子輸出国で、当然、養子の「その後」も関心を持たざるえないわけで、こうした記事が出てくるわけですが。
今回、話題にしたいのは韓国ではなく、欧米の受け入れ側の事情です。

欧米人には海外の孤児、捨て子を養子として受け入れる人が多いように思います。アメリカはキリスト教精神なのか、どうかはわかりませんが海外の孤児を積極的に養子として受け入れていますし、ハリウッドの俳優などもファッションなんじゃないの?と勘繰りたくなるくらい、ポンポンと海外から養子をとりますよね。
確かマドンナなんかはアフリカのどこかから養子を貰おうとして、そこの政府に拒否されたことがあったような。
そういえば、フランスの国会議員にも、そうした海外養子出身の韓国系議員がいましたね。

もちろん、そのこと自体は素晴らしいこと、立派なことだと思うし、あれこれいう筋合いでもないですすが、気になるのはその動機。
私に品性がないのか?と思ったりしますが、本当にキリスト教精神とか純粋な善意だけなのか?ってことです。
長年、子供がどうしてもできない夫婦とかならまだしも、例えばマドンナみたいに、もう養子、または子供がいる人でも結構受け入れているのはなぜ?(たぶん慈善活動が良き市民の証拠というような心理的強制が少なからずある、と個人的に勘繰ってますが)

たとえお金持ちのセレブでも、子供を一人育てるのは大変なことだと思うのに、非常に気楽に引き受けているような気がするのですが、そんなに気前のいい人たちばかりなのか?
そこに本当に問題はないのか?と以前から疑問に思っていましたが、この中央日報の記事を読むと、やはり、何もないわけないよな・・でしたね。

記事によれば、「養父母は私を養子にし、社会保障カードの発給を受け、税金の優遇措置を受けることばかり考えていた・・・」寄付金が課税対象から控除されるように養子にも、どうもその種のメリットがあるようですね。
そういう動機で引き取った「養父母」なら、「ところが一部の養父母は費用と時間がかかるという理由で市民権取得手続きをしていない」・・・そりゃ、そんな面倒なことはするわけが・・・。
韓国紙の海外養子に絡む記事を漁ると紹介しきれませんが、他にもいろいろ出てくるんですよね。例えば、左派系、進歩系の韓国紙、ハンギョレ新聞にも海外養子の記事はしっかり出てきまして、それにはこんな話も。

http://www.excite-webtl.jp/world/korean/web/?wb_url=http%3A%2F%2Fh21.hani.co.kr%2Farti%2Fcover%2Fcover_general%2F24958.html&wb_lp=KOJA&wb_dis=2&wb_submit=+%E7%BF%BB+%E8%A8%B3

‘「産業化された入養’ははじめから最後まで傍助する国の過ち」

「ミシガン州デトロイト外郭の小さな村でリーンは唯一の東洋人だった. 三人の名のお姉さん・お兄さんたちはリーンを弾き出した. 養父母はリーンを虐待した」
「18歳に家を出た. 10代の年で結婚したが 5年後離婚した」・・・らしく、結局「彼女は 42年ぶりに韓国に帰って来た」・・・そうなんですが、生みの親の情報なんぞは得られずじまい、みたいですね。

ただ、「入養市場’で韓国赤んぼうは一番高い. 利口だとうわさが立って外国入養親たちに人気が良い.」・・ってアンタ、そんなところで「国威発揚」している場合ではないでしょ?と、例によってツッコミどころがしっかりあるのがなんですが・・。
このハンギョレ紙によれば、1958年から2008年にかけて、韓国人の海外養子は16万1558人、引き受け国は10万8222人がアメリカ、 その次がフランス(1万1165人), スウェーデン(9297人), デンマーク(8702人) 順序、だそうで。フランスはなんと、アメリカに次ぐ韓国人養子受け入れ国なのでした。

もちろん、こんな記事に出てくる悲惨な例はごく一部、大半の養父母は善意の人々で、養子たちも幸せに育っている、と思いたいですが・・。

以上の記事は主にアメリカの海外養子受け入れの話でしたが、フランスの場合はどうなのでしょう?具体的には、どのような人々が海外養子を受け入れているのでしょうか?ちょっと聞きようによっては下品な話ですが、養子引き取りによる税制や社会保障面でのメリットなどはあるのか?ハリウッドのセレブのように、慈善活動がステータス、みたいな風潮はあるのか?などなど、ですね。