古川利明さんへ
「マクロンにメロメロ」への反論について古川利明さんから以下のようなコメントをいただいたことへの返事をここに書きます。
>>>竹下さんのブログ、非常に興味深く読ませてもらっております。やはり、現地滞在が長いので、通りいっぺんではない情報を出していると思っています。その意味で、とても参考になります。それで「マクロンにメロメロ」のくだりですが、でも、これまでの竹下さんの「マクロン評」を読んでて、それは感じますよ。少なくとも、「悪意」はないですよね。個人的な好き嫌いは、別にあっていいと思いますが。私はサルコジの政治スタンスは徹底的に叩いていますが、個人的には全然、好きです。あの過剰さは面白いです。なかなか、いないと思います。<<<
まあ、別に悪意はありませんよ。
おもしろいとは思います。去年ナポレオンの本を書いたので、最初からその言説を比べてすごいと思っていました。
結果的には、対外的には、スタートは悪くないと思いますが、今日の調査では総選挙のマクロンのLREM(結局これが正式の略称)議席がが34%と出ていました。新閣僚で総選挙で再選されない者はやめてもらうと言っています。ル・メールなんてLRから裏切者扱いですからどうなることか・・
悲劇はヴァルス(S 発音しますよ。で、もとはスペイン語何でVはBに近いんですが、フランスではフランス読みされています)で、PSから早々と去ったのにマクロンからはドアを閉ざされ、無所属で立候補ということになります。
そのヴァルスの無鉄砲さを「カタロニアのイダルゴ気質だ」と評する人がいます(イダルゴはカタロニアの貴族の出という意味)。首相までした人なのに、こういう時はやはり「もとスペイン人」よばわりされるのだなあ、と感慨を覚えました。
今日はユローがインタビューに答えていましたが、マクロンとビジョンは違うが、歩む道は同じだ、みたいなことを言っていました。自分の望む政策の邪魔はされないが時間はかかるだろうとも。自然において生物多様性のあるところが一番生命力が強いので、この内閣の多様性もその意味で期待できるとも。
でも正直言って日本の方がずっと深刻ですね。共謀罪、通るのでしょうか・・
で、ついでに、アモンに傾いていた私がマクロンに転向したのは、vote utileの理論に負けたからです。澤藤統一郎さんがブログでいつかこういうことを書いていたのを思い出しまし
>>>>私が、初めて選挙権を手にしたころ、投票先に悩んだ。当時は中選挙区制。社会党は強かった。当選しそうにない共産党候補に投票するか、当選の可能性が高い社会党候補に入れるべきか。周囲の友人も様々だった。共産党を支持する友人は、「議席獲得よりも一票の積み上げが大切だ。どうせ当選できないからと票を社会党に流していたのでは、永遠に共産党の議席獲得はなくなる」という。これは党勢拡大の立論。社会党を支持する友人は、「今、現実的に最も大切なものは、国会の中に築かれている憲法擁護のための3分の1の壁を守ることだ。そのためには、社会党にに投票を集中するしかない」と説得する。こちらは議席獲得最優先の立論。<<<
いつでも選挙というのは難しいですね。
でももうこうなったら、二人の元大統領(オランドとサルコジ)、三人の元首相(ジュッペ、フィヨン、ヴァルス)に勝利したマクロンの手並みを期待するしかありません。
>>>竹下さんのブログ、非常に興味深く読ませてもらっております。やはり、現地滞在が長いので、通りいっぺんではない情報を出していると思っています。その意味で、とても参考になります。それで「マクロンにメロメロ」のくだりですが、でも、これまでの竹下さんの「マクロン評」を読んでて、それは感じますよ。少なくとも、「悪意」はないですよね。個人的な好き嫌いは、別にあっていいと思いますが。私はサルコジの政治スタンスは徹底的に叩いていますが、個人的には全然、好きです。あの過剰さは面白いです。なかなか、いないと思います。<<<
まあ、別に悪意はありませんよ。
おもしろいとは思います。去年ナポレオンの本を書いたので、最初からその言説を比べてすごいと思っていました。
結果的には、対外的には、スタートは悪くないと思いますが、今日の調査では総選挙のマクロンのLREM(結局これが正式の略称)議席がが34%と出ていました。新閣僚で総選挙で再選されない者はやめてもらうと言っています。ル・メールなんてLRから裏切者扱いですからどうなることか・・
悲劇はヴァルス(S 発音しますよ。で、もとはスペイン語何でVはBに近いんですが、フランスではフランス読みされています)で、PSから早々と去ったのにマクロンからはドアを閉ざされ、無所属で立候補ということになります。
そのヴァルスの無鉄砲さを「カタロニアのイダルゴ気質だ」と評する人がいます(イダルゴはカタロニアの貴族の出という意味)。首相までした人なのに、こういう時はやはり「もとスペイン人」よばわりされるのだなあ、と感慨を覚えました。
今日はユローがインタビューに答えていましたが、マクロンとビジョンは違うが、歩む道は同じだ、みたいなことを言っていました。自分の望む政策の邪魔はされないが時間はかかるだろうとも。自然において生物多様性のあるところが一番生命力が強いので、この内閣の多様性もその意味で期待できるとも。
でも正直言って日本の方がずっと深刻ですね。共謀罪、通るのでしょうか・・
で、ついでに、アモンに傾いていた私がマクロンに転向したのは、vote utileの理論に負けたからです。澤藤統一郎さんがブログでいつかこういうことを書いていたのを思い出しまし
>>>>私が、初めて選挙権を手にしたころ、投票先に悩んだ。当時は中選挙区制。社会党は強かった。当選しそうにない共産党候補に投票するか、当選の可能性が高い社会党候補に入れるべきか。周囲の友人も様々だった。共産党を支持する友人は、「議席獲得よりも一票の積み上げが大切だ。どうせ当選できないからと票を社会党に流していたのでは、永遠に共産党の議席獲得はなくなる」という。これは党勢拡大の立論。社会党を支持する友人は、「今、現実的に最も大切なものは、国会の中に築かれている憲法擁護のための3分の1の壁を守ることだ。そのためには、社会党にに投票を集中するしかない」と説得する。こちらは議席獲得最優先の立論。<<<
いつでも選挙というのは難しいですね。
でももうこうなったら、二人の元大統領(オランドとサルコジ)、三人の元首相(ジュッペ、フィヨン、ヴァルス)に勝利したマクロンの手並みを期待するしかありません。