麻生太郎さん

麻生太郎さん

迷える大羊 · 2007-09-28 21:32:27 UTC+9 · 投稿 #255

復活をどう捉えるか、は本当に難しいですね。どんなにリベラル、現世的、合理的な考えをする教派でも、これを否定はできないし、否定してしまうと、どうして、卑怯だったり愚劣だったりした弟子たちが、殉教も辞さない強固な信仰の持ち主になったか?の説明がつかないし、実際、キリスト教が成立することもなかったでしょうし。といって丸呑みしてしまうのもこれまた受け容れ難いものがあるし・・。

ところで、話が変わりますが、自民総裁選で惜しくも敗れてしまった麻生太郎氏。政治家として彼を特別支持しているとか、人格的に敬服しているってわけではないのですが、彼をみているとホッとすることが多々あります。
つまり、「ああ、こういう人でもキリスト教、カトリック教徒やっていられるんだ」という意味で(失礼!麻生さん)。

ほら、なんとなくあるじゃないですか、日本でキリスト教徒、というと下品なこと、特に下ネタ禁止、いつも穏やかで人格円満、ビジュアル面では男性の場合は開祖イエスを筆頭に優男風のイメ-ジ、あるいはマザ-テレサのようなやたらと立派な人、ボランティア精神あふれた人、みたいな・・。

麻生氏の場合、こういう日本におけるキリスト教徒のイメ-ジをことごとく打ち破ってくれる、という意味で「すばらしい」クリスチャン、カトリック教徒だ、と思うわけです。何しろ口が悪くて余計な敵を数多く作ってしまう、人相も大変失礼ながら、どちらかといえば悪役風、少なくとも優男風のイメ-ジでは全くない。弱者救済に特別熱心、という風でもないし(別に批判も肯定もしているわけではないです、口や言葉でいうほど簡単なことではないとおもいますし)上にマンガオタク・・。

かくいう私も、下ネタ大好きでスケベですし、ボランティア活動など立派だ、とは思うけれど、自分自身がやるとなると、住んでいるマンションの管理組合の役員程度でもメンドクセ-、なんで休日にこんなことせないかんの、とぶつぶついうタイプ。電車でも、誰がみても明らかに身体が不自由で、という方なら別ですが、お年寄りを見ると率先して席をゆずり、なんてタイプでは間違ってもない。
マザ-テレサ氏など、あまりにすごすぎてとても同じ人間とは思えない、感じです。また、腹の立つことをいわれれば相手が年長者、上司でもつい声を荒げ、場合によってはケンカもしてしまいますし、「右の頬を打たれたら、左の頬を・・」なんて心境は実感としてさっぱりわからないですしね。

あと、麻生氏の場合、キリスト教徒ですが、靖国公式参拝も行ってます。政治家の靖国参拝の是非については、これまた議論がいろいろ割れるところで単純にどうこういえる問題ではないですが、神社仏閣というと、異教、偶像崇拝、真の神ではない、などといって切り捨てるクリスチャンと出会うことが多かった私には、政治の問題とは別に「ああ、こういうキリスト教徒もいるのか」という感じで、むしろ、ホッとする要素だったりします。

つまり、復活信仰と並んで私にとってのキリスト教への障害である、やたらと高邁な道徳律、倫理観、唯一神への窮屈きわまりない絶対服従を要求されて、重苦しい毎日を送らなくてはならないのでは?という憂慮を身をもって取り除いてくれる存在、ということで、麻生氏は私にとって貴重な存在なのです。

もっとも、政治家、芸能人、文化人などの著名人のイメ-ジって多分に作られたものもあると思うので(特にメディアが高度に発達した現代では)、本当の、素顔の麻生氏がどういう方なのかは存じません。あくまでメディアに露出したイメ-ジを前提にしたお話であることをお断りしなくてはなりませんが。