メディアにおけるムハンマド

メディアにおけるムハンマド

迷える大羊 · 2009-10-12 23:15:51 UTC+9 · 投稿 #446

最近、ネットを眺めていると、日本マンガ・アニメの世界への意外な、とんでもない拡散ぶりにあっと驚くことがしばしばあります。「まさか、こんなものが」っていうものまでいつのまに流れていたりして。そんなマンガの一つに「最聖☆戦隊ホーリーメン」なる作品があって。(URLはエロ画像多しの理由で削除しました悪しからず)
なんでも、一般人として立川で暮らす聖イエスと聖ブッダ。しかしひとたび立川に危機が訪れれば「最聖☆戦隊ホーリーメン」に変身して悪と戦う、という作品のようです(未読)。
この作品は、一昨年くらいから連載開始されて人気を博している、イエスとブツダが現代日本に降臨し、立川のアパートで二人暮らしする「聖☆おにいさん」のセルフパロディーというか別バージョン。まあ、日本らしいというか、日本以外ではありえないマンガですね、自慢していいのか、悪いのかわかりませんが、・・。

しかし、このマンガにムハンマドは出演しません。世界3大宗教、何億もの信徒を抱える宗教の開祖にも関わらず。その理由について作者は原作者がインタビューで「シャレにならないからやめた」、とはっきりいってます。

それにしても、昨年だか一昨年だったか、デンマークでの騒動をみるまでもなく、世界中のメディアがムハンマドの扱いにはピリピリしてますし、公の場でムハンマドのパロディーをみかけることはありませんが、こういう状況って本当にイスラムとかムハンマドにとっていいことなんですかね?という疑問が・・。

まず、はじめにしっかりお断りしておきたいのですが、他宗教、それも全世界に何億もの信徒を抱える信仰に対する故なき中傷誹謗は厳に慎むべき、っていうのはわかりますし、当然です。
また、その教えの優れた部分は十分認識してるつもりですし、騒ぎを起こす原理主義者、過激派はごく一部ということもわかってます。数とか割合からすれば、むしろキリスト教のそれより少ないかも、とも思ってます。

でも、その辺を考慮した上であえていうのですが、「あの方」にはあまりにもタブーが多すぎなんじゃないか、と。間違っても「聖☆おにいさん」「最聖☆戦隊ホーリーメン」みたいなマンガのキャラにはできないし。

しかし、あまりにタブーが多かったりとか、自主規制を徹底してしまうと、悪意が陰にこもって却ってヒドいことになるんじゃないか?と思わないでもないです。
実際、「あの方」の教えを信ずる人々への中傷誹謗の主に欧米系の動画、サイトはネットでいっぱいみかけますし、ご紹介したサイトにも、

>「あれ? 誰か一人足りないような…」
「預言者の人?」

などという皮肉・イヤミまじりのコメントもちらほら・・・。

こういう意見を開陳するとやっぱり断罪(差別肯定ということで)されちゃいますかね?

ちなみにクリスチャンの方にこのマンガ見せましたけど、普通に面白がるかつまんない、と思うかのいずれかで不快感を出す人はいませんでした。外国人の反応も同様でご紹介したサイトでも、カトリックとかクリスチャンの方も普通に面白がっているコメントがついてましたが・・・。

一番の疑問は「人であり神である」イエスより、あくまで「人間」であるはずの、あの方に対する扱いの方がよっぽど気を遣われている、という現状がなんだかなぁ、と思ってしまうんですが。
イスラム教界でムハンマドの描写についてはどういう議論があるのですかね?キリスト教同様、イスラムにもリベラル、保守、といろいろあると思うのですが・・。