特殊と普遍

特殊と普遍

Sekko · 2009-07-16 18:16:45 UTC+9 · 投稿 #318

そうですね、すごく特殊な文化の中での特殊な出来事の描写の中に普遍性がかえって際立つってこともありますよね。みんな違ってるのがデフォルトで、その中に共通点を発見すると、しみじみとなるっていうのはあります。私の場合あまり自分と状況が近いと共感の仕方もけっこう閉鎖的になります。

フランスにはフランス語帝国主義がありますから。
世界中にあるアリアンス・フランセーズの力とか、けっこうすごいですよ。一昔前までは、アフリカとか、アメリカンスクールのない国はあってもリセ・フランセのない国はないというので、あちこち転勤する英語圏の家族は、子供を日本なんかでもわざわざリセ・フランセに入れてました。

逆に、アメリカなんかでは移民のブロークン英語でもまあOKですが、フランスではフランス語がちゃんとできなければまともに相手にしてもらえない時期が長いでした。でも、ちゃんとできれば、全く対等に扱ってくれるのでやりやすいとも言えます。小学校でも韻文をせっせと暗誦させたり作らせたりしますし、理科系でもフランス語や哲学のカリキュラムは文科系と同じだから、日本の子の日本語能力よりも平均して優れてるかも。

アメリカでは中部の「田舎」とかでは、自国の悪口を聞くチャンスなんかそもそもなくて、世界はアメリカしかないと思ってる人が大半ですから、アイデンティティの確立が大変だったヨーロッパ諸国なんかとは違うでしょうね。

オタクはアヴァンギャルドな語感があるみたいですね。まあ、私は、今や、国の差よりも世代の差の方が大きいなあというのが日々の実感なので、なんとも言えません。