今、どんな空気なのですか?

今、どんな空気なのですか?

古川利明 · 2007-06-12 21:42:21 UTC+9 · 投稿 #329

下院選の第1回投票が終わって、UMP圧勝の勢いということですが、ただ、得票率で見る限りでは、UMP39・54%に対し、PS24・73%と、獲得議席に大差が出ているのは、小選挙区制による影響が多いような気がしています。ただ、大統領選の第2回と同様、「選挙協力」をちゃんとやれば、もう少し野党も獲得議席は伸びますからね。新聞の外電面を読んでも、特派員のやる気がまったくなくなって、今の「フランスの空気」が記事から、全然、伝わってこないのですよ。今週号のアエラに「セゴレーヌ&オランドの仮面夫婦」ということで、ルモンドの記者が書いたセゴレーヌの暴露本が売れているとの記事が出ていました。PSは「左右の路線対立で、党内がまとまらない」と、表向きはそういうふうにリクツづけていますけど、そんなうわべだけの問題ではないような気がします。『運命の女』にはそうした内部のややこしい人間関係も書いているようですが、何度、踏み潰されても立ち上がるという覇気がないというのが、最大要因ではないですか。政治家のトップの条件は「不死身」のオーラを持っているということだと、私は思いますが。