オタク文化
最近、オタク文化絡みの話が多くて、申し訳ないな、と思いつつ・・。以前から、ここ十数年位のアニメ・マンガを中心とした日本のオタクカルチャーの世界への広がり(あくまで、サブカルチャーではあるものの)は驚かされることが多く、実際、日本にいてもオタクの聖地(?)秋葉原を歩けば、世界中の国々からの観光客(巡礼者?)を見かけることができます。ネットをのぞくと、日本で放送された人気アニメ番組は数日もしないうちに英語、ドイツ語、中文、スペイン語・・と世界中の言語の字幕がついた、いわゆる「FANSUB」「FANDUB」動画で溢れかえります。
なぜ、私がこの日本のオタク文化の国際的広がりに興味を感じるか?というとそこに強烈な皮肉を感じるからです。日本のいわゆる文化人、クリエーターたちは西欧に受け入れられることを芸術や知的営みの到達点としてきましたね。海外で賞を取るとハクがつくし、えらくなりますし。
一昔前まではミュージシャンなんかは国内での販売促進活動の話題作りのためだけでアメリカでCD出して、売れてもいないのに「全米で大ヒット」と宣伝したりして。
また、メディアも三船敏郎氏とか坂本龍一氏などに「世界のミフネ」とか「世界のサカモト」なんて手垢のついた、一体、いつのセンスだよ?といいたくなるような、なんとも恥ずかしい表現を使って紹介したがりますし・・。
世界=欧米で売れる、賞を取る。それが日本ではステイタスとなるわけです。これがアフリカのなんたらとかいう国で大人気、というのではハクがつかないわけです。
そんな中、多くの日本人、中高年は「いい歳した奴がこんなものに夢中になるようでは日本も終わり」などといい、若者は若者で「暗い、ダサイ、カッコ悪い」と思っている、アニメを筆頭とするオタク文化が売り込みらしい売り込みをほとんどかけていないのに、ほぼ世界中に浸透してしまったという構図がなんとも痛快というか、笑ってしまいたくなるというか・・・。
日本人、特に文化人は「国際化」とか「国際人」という言葉が大好きですが、こともあろうに、これまで、暗い、ダサイ、いい歳して、と見下していたアニメ・マンガをはじめとするオタク・カルチャーが実質的に日本の現代文化の中で最も「国際化」されている状況はもう喜劇としかいいようがないです。
逆に日本の「ふつー」の音楽、文学、映画の海外での人気はイマイチ(個別にみれば人気があるものもありますが・・)。先日も職場のウィグル人(日本にもいるんです)と飲んで話したのですが、彼も日本のアニメ・マンガを絶賛する一方で、「フツー」の日本のTVドラマ、映画は「あんまり面白くない」とはっきりいっておりました。
どうしてこういうことになるんでしょうね?海外在住の視点からみて、どうしてオタク・カルチャー(決してメインにはなれないものの)がこれだけの世界的普遍性をもち、その他の現代日本文化がイマイチな原因って何か思い当たりますか?
もちろん、すべてのマンガやアニメがフツウの小説・映画より高尚、なんていうつもりはまったくないですし、また、すべてのオタクが素晴らしい存在だ、なんていうつもりも全くないのですが。
なぜ、私がこの日本のオタク文化の国際的広がりに興味を感じるか?というとそこに強烈な皮肉を感じるからです。日本のいわゆる文化人、クリエーターたちは西欧に受け入れられることを芸術や知的営みの到達点としてきましたね。海外で賞を取るとハクがつくし、えらくなりますし。
一昔前まではミュージシャンなんかは国内での販売促進活動の話題作りのためだけでアメリカでCD出して、売れてもいないのに「全米で大ヒット」と宣伝したりして。
また、メディアも三船敏郎氏とか坂本龍一氏などに「世界のミフネ」とか「世界のサカモト」なんて手垢のついた、一体、いつのセンスだよ?といいたくなるような、なんとも恥ずかしい表現を使って紹介したがりますし・・。
世界=欧米で売れる、賞を取る。それが日本ではステイタスとなるわけです。これがアフリカのなんたらとかいう国で大人気、というのではハクがつかないわけです。
そんな中、多くの日本人、中高年は「いい歳した奴がこんなものに夢中になるようでは日本も終わり」などといい、若者は若者で「暗い、ダサイ、カッコ悪い」と思っている、アニメを筆頭とするオタク文化が売り込みらしい売り込みをほとんどかけていないのに、ほぼ世界中に浸透してしまったという構図がなんとも痛快というか、笑ってしまいたくなるというか・・・。
日本人、特に文化人は「国際化」とか「国際人」という言葉が大好きですが、こともあろうに、これまで、暗い、ダサイ、いい歳して、と見下していたアニメ・マンガをはじめとするオタク・カルチャーが実質的に日本の現代文化の中で最も「国際化」されている状況はもう喜劇としかいいようがないです。
逆に日本の「ふつー」の音楽、文学、映画の海外での人気はイマイチ(個別にみれば人気があるものもありますが・・)。先日も職場のウィグル人(日本にもいるんです)と飲んで話したのですが、彼も日本のアニメ・マンガを絶賛する一方で、「フツー」の日本のTVドラマ、映画は「あんまり面白くない」とはっきりいっておりました。
どうしてこういうことになるんでしょうね?海外在住の視点からみて、どうしてオタク・カルチャー(決してメインにはなれないものの)がこれだけの世界的普遍性をもち、その他の現代日本文化がイマイチな原因って何か思い当たりますか?
もちろん、すべてのマンガやアニメがフツウの小説・映画より高尚、なんていうつもりはまったくないですし、また、すべてのオタクが素晴らしい存在だ、なんていうつもりも全くないのですが。