オタク文化の話
私はたとえば日本のコミック雑誌を小さいときから読んできた世代です。貸本漫画もずいぶん読みましたが、少年週刊誌や少女週刊誌の創刊も全部体験しました。自分でもせっせと描いてきました。(そのスキルのおかげで今でもフランス人に尊敬の目で見られます)
日本のマンガはレベルが高く、同様のものは見つかりません。フランスのハードカバーBDは美術的に優れていると思いますし、基本的に保存版です。日本のマンガが広まっても、別路線ですみ分けてます。BD作家を目指すのは、いわゆるメチエの系譜上にあり、ハードルは高く、裾野も狭いです。
でも、フランスでも、日本風マンガは、今は子供たちも描き始めています。イラストレーターが絵入りブログを始めて書籍化されるというのも始まっています。今までならこちらでさかんな「ひとコマ諷刺マンガ家」になろうとしていた人の一部分は日本風マンガに向かうでしょう。
これだけ日本のマンガのレベルが上がったのは、ビジネスとして成り立つからで、裾野が広いこともありますし、もっと言うと、週刊誌や隔週間誌で何十年と休みなく連載というケースがあるように、製作現場が工房化していて、作者もアシスタントもフランスではありえないような労働時間をこなしているからでしょう。
そして、それをペイするだけの国内市場があるので、「輸出向け」を考えなくてもすんだどころか、海外に追従することも、ハクをつける、っていう必要もなく、すごく独自で日本的な特殊性が自然な形で出ていて、その「本物らしさ」が、「特殊が普遍につながる」ということで、多くの人の心をとらえたと思います。
まあ、フランスの場合は、若者がマニアックな方に走りたくても、「大人の文化の壁」が結構厚く立ちはだかっているので、日本のオタクカルチャーの中に、新しい地平を見出したのはあるでしょうね。キワ物も含めて。
注目したいのは、日本でも一昔前までは、マンガだとかアニメだとかは、大人になると「卒業する」もので、世代別のすみわけがあったのに今はありませんよね。フランスも、そろそろ、日本風マンガで育った世代が、大人になってもずっとそれを抱えて発展させていってる傾向が生れています。
30年位前、日本の映画は面白いものが少ないと思いました。でも今はコミック原作ものも続々あるし、映画もコミックの手法やスタイルに影響されて、面白くなってると思います。選択肢が多いこと、いろんな分野やいろんな国の感性が影響しあって行くことは、わくわくします。、
日本のマンガはレベルが高く、同様のものは見つかりません。フランスのハードカバーBDは美術的に優れていると思いますし、基本的に保存版です。日本のマンガが広まっても、別路線ですみ分けてます。BD作家を目指すのは、いわゆるメチエの系譜上にあり、ハードルは高く、裾野も狭いです。
でも、フランスでも、日本風マンガは、今は子供たちも描き始めています。イラストレーターが絵入りブログを始めて書籍化されるというのも始まっています。今までならこちらでさかんな「ひとコマ諷刺マンガ家」になろうとしていた人の一部分は日本風マンガに向かうでしょう。
これだけ日本のマンガのレベルが上がったのは、ビジネスとして成り立つからで、裾野が広いこともありますし、もっと言うと、週刊誌や隔週間誌で何十年と休みなく連載というケースがあるように、製作現場が工房化していて、作者もアシスタントもフランスではありえないような労働時間をこなしているからでしょう。
そして、それをペイするだけの国内市場があるので、「輸出向け」を考えなくてもすんだどころか、海外に追従することも、ハクをつける、っていう必要もなく、すごく独自で日本的な特殊性が自然な形で出ていて、その「本物らしさ」が、「特殊が普遍につながる」ということで、多くの人の心をとらえたと思います。
まあ、フランスの場合は、若者がマニアックな方に走りたくても、「大人の文化の壁」が結構厚く立ちはだかっているので、日本のオタクカルチャーの中に、新しい地平を見出したのはあるでしょうね。キワ物も含めて。
注目したいのは、日本でも一昔前までは、マンガだとかアニメだとかは、大人になると「卒業する」もので、世代別のすみわけがあったのに今はありませんよね。フランスも、そろそろ、日本風マンガで育った世代が、大人になってもずっとそれを抱えて発展させていってる傾向が生れています。
30年位前、日本の映画は面白いものが少ないと思いました。でも今はコミック原作ものも続々あるし、映画もコミックの手法やスタイルに影響されて、面白くなってると思います。選択肢が多いこと、いろんな分野やいろんな国の感性が影響しあって行くことは、わくわくします。、