国家イメージ

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Sekko · 2011-03-06 00:18:35 UTC+9 · 投稿 #580

確かに、これ、おもしろいですね。

まあポジティヴかネガティヴかといっても、経済的とか政治的とか歴史的とか文化的とか人種的とかいろいろなニュアンスが混ざっているので、実際はとても複雑ですね。

日本では「どちらでもない、わからない」というのが目立っているのが最も印象的です。

カナダは2003年のアメリカのイラク侵攻の時も断固として反対していましたから、なかなか気骨があるし、実際問題として、アメリカもカナダに「経済封鎖」などしてはやっていけないほどパイプが太いですから、思ったことを堂々といえるんですかね。

中国は、まあ、自国にネガティヴな人はもう出て行っているか、意見を発することが出来ないかのどちらかなんでしょう。

フランスの「親日」ですが、少なくとも、今の30代前半より若い人たちにはアニメやゲームやマンガの影響で日本ファンの人の割合が高いのはほぼ確実です。

ただ、一昔前の世代となると、日本と中国と韓国の区別もつかない、という人が普通だったでしょう。

私の周りは、いわゆるインテリかアーティストが多いので、世代にかかわらず親日的な人が多いし、彼らなりのスノビズムとも合致します。

そうじゃない「普通の人」でアジア人嫌いとか人種的偏見がある人もいるでしょうが少なくとも私の前ではそんなことを見せませんから、実感はないです。マグレブなどアフリカ系への差別の方が犯罪率のようなこととあいまって露骨ですね。アジア系は少なくとも、いわゆる犯罪率は圧倒的に少ない「おとなしく目立たない」人種だと思われているような気がします。

イギリスは日本が同じ「立憲君主国」だったり、大陸に近い島国という立場の近さがあったり、英語でのやり取りがあるので、親近感はあるのかもしれませんね。

私の友人のイギリス人やアメリカ人はみんなフランス語ぺらぺらでフランスで生活していて「アングロサクソン嫌い」というのが多いのでマイノリティかもしれません。

フランス人の自国へのポジティヴ・イメージがまあまあ高いのは理解できます。自分たちの間では自虐しあうのが一種のスノビズムで、でも、改めて問われればそりゃ「mainly positive」って言うと思いますよ。

じゃあ日本の41%は何だって思いますが、

逆に、自国のことを 「mainly negative」と答えた割合で見ると、

フランス13%、
日本11%、
アメリカ31%、
中国6%、
ロシア2%、

ですから、日本が特に「自虐的」ではなさそうです。

日本人はこの情報過多の時代でも全体的に関心が内向きで、対外的な自己イメージについてもあまり気にしていないような印象は受けますね。

それも個性かなあ、とも思う一方で、ひょっとして「成熟しないままに老けてしまった」国なんだろうか、という気もします。若い世代にもっと欲張ってほしいですね。