ヨーロッパの日本報道って
どうして、どこか「変」なのか?今回の震災でも、フランス・アンテヌ2の「犬云々」報道を筆頭におかしな報道の報告が先生はじめ、ヨーロッパ在留邦人のあちこちから上がり、憤慨、失笑させられたものでした。
で、先日、読書をしていたら、その理由の一端が伺えた本に出会えました。
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%B3%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%80%8D%E5%85%A5%E9%96%80%E2%80%95%E8%8B%B1%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E8%A8%98%E8%80%85%E3%81%AE%E6%8A%B1%E8%85%B9%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88-%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BA%BA%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%83%B3-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A4%E3%82%B9/dp/4140882034/ref=cm_cr_pr_product_top
まあ、内容は日本と英国の比較文化論で「よくある話」ですが、注目すべきは英マスコミの「日本関連」の記事が出来上がっていく過程の実態について(著者は「デイリーテレグラフ」の日本特派員という肩書)。詳細は本の方に譲るとして、簡単に要約すると・・。
一般の英国人の日本に関する関心はほとんど皆無に近く、英国マスコミの日本特派員は如何に自分の記事を本国の読者に読ませるか、非常に苦心しているのが実情。それが、英国マスコミの日本報道の歪みに通じるわけらしいですね。つまり、関心を集めたいがために、ついつい、三面記事的な誇張、ステレオタイプの強調をやってしまう、ということですね。
日本特派員側で、これではいけない、とマトモな記事を送っても、英国本社の方でステレオタイプ(第二次大戦、ヤクザ、異様に働くサラリーマン・・etc)にそうよう歪曲され、やる気をなくしてしまうこともしばしば。著者はデイリーテレグラフの東京特派員、ですが、採用に当たって面接らしい面接はなく、履歴書だけでほぼOKの状態。この本を執筆している時点で上司に当たる外信部長にまともに会って話したことがない・・・などなど脱力させられる話が次々から出てきます。
別に英国人が日本とか日本人をどう思おうが勝手・・・、といいたいところですが、英国マスコミはそれなりに世界に影響力があるのが困ったところ。日本の朝日とか読売とか、電通とかが何百万部もの部数を出し、世界最大の規模を誇ったところで国際世論に与える影響がほぼ皆無なのとは対照的です。
BBCの世論調査では、英国人の日本イメージは58%がmainly Positiveでした。確かに敵愾心とか嫌悪感みたいなものはないのでしょう。だから二者択一で「好きか?嫌いか?」「いいか?悪いか?」と聞けば「好きだよ」とか「いいんじゃない?」となるんでしょうが、残念ながら正確には「日本?いい国なんじゃない?」→間違い 「日本?(どうでも)いい国なんじゃない?」→正解じゃないかと。
つまり、日本側の片思いばかりが目立つ、ってことで。フランスのメディアも似たようなものではないか?と思われますが、どうでしょう?(つづく)
で、先日、読書をしていたら、その理由の一端が伺えた本に出会えました。
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まあ、内容は日本と英国の比較文化論で「よくある話」ですが、注目すべきは英マスコミの「日本関連」の記事が出来上がっていく過程の実態について(著者は「デイリーテレグラフ」の日本特派員という肩書)。詳細は本の方に譲るとして、簡単に要約すると・・。
一般の英国人の日本に関する関心はほとんど皆無に近く、英国マスコミの日本特派員は如何に自分の記事を本国の読者に読ませるか、非常に苦心しているのが実情。それが、英国マスコミの日本報道の歪みに通じるわけらしいですね。つまり、関心を集めたいがために、ついつい、三面記事的な誇張、ステレオタイプの強調をやってしまう、ということですね。
日本特派員側で、これではいけない、とマトモな記事を送っても、英国本社の方でステレオタイプ(第二次大戦、ヤクザ、異様に働くサラリーマン・・etc)にそうよう歪曲され、やる気をなくしてしまうこともしばしば。著者はデイリーテレグラフの東京特派員、ですが、採用に当たって面接らしい面接はなく、履歴書だけでほぼOKの状態。この本を執筆している時点で上司に当たる外信部長にまともに会って話したことがない・・・などなど脱力させられる話が次々から出てきます。
別に英国人が日本とか日本人をどう思おうが勝手・・・、といいたいところですが、英国マスコミはそれなりに世界に影響力があるのが困ったところ。日本の朝日とか読売とか、電通とかが何百万部もの部数を出し、世界最大の規模を誇ったところで国際世論に与える影響がほぼ皆無なのとは対照的です。
BBCの世論調査では、英国人の日本イメージは58%がmainly Positiveでした。確かに敵愾心とか嫌悪感みたいなものはないのでしょう。だから二者択一で「好きか?嫌いか?」「いいか?悪いか?」と聞けば「好きだよ」とか「いいんじゃない?」となるんでしょうが、残念ながら正確には「日本?いい国なんじゃない?」→間違い 「日本?(どうでも)いい国なんじゃない?」→正解じゃないかと。
つまり、日本側の片思いばかりが目立つ、ってことで。フランスのメディアも似たようなものではないか?と思われますが、どうでしょう?(つづく)