BBC国別イメージ調査2012(ヨーロッパと韓国)

BBC国別イメージ調査2012(ヨーロッパと韓国)

迷える大羊 · 2012-05-12 20:52:54 UTC+9 · 投稿 #692

毎年恒例のBBC国別イメージ世論調査2012年版が今年も出てまいりました。国際関係とか情勢を見る上で非常に面白い調査でいつも楽しみにしてます。もちろん、国際関係の数ある一面にすぎませんから、あまり依拠しすぎるのも問題かもしれませんが・・。

http://www.globescan.com/images/images/pressreleases/bbc2012_country_ratings/2012_bbc_country%20rating%20final%20080512.pdf


今年のトピックとしては、日本が「良い影響を与える」国の第一位に見事に輝きました(58% 以下、ドイツ53%、カナダ53%、英国51%・・・の順)。調査対象の国々で日本に関して悪い影響(mainly Negative)が良い影響(mainly positive)が上回っているのは中国、韓国の二か国のみです。

まあ、好意的評価といっても、それが高い関心、深い知識に基づいたものとは限りませんし、単に人畜無害、与しやすい相手と思われている可能性も無きにしもあらず・・なのであまり「浮かれる」のもなんですが、いわゆる「反日」的な国は中国・南北朝鮮以外にはほとんどなく、犯罪人でない大部分の日本人は安心して海外を旅できるわけで、信頼を築き上げてきた先人の努力に素直に感謝したいところです。

で、2010年から韓国が調査対象となっており、これまた韓国(メディア)ウォッチングを趣味とする私としましては、そのデータに大注目・・でした。
調査対象国全体としてはmainly positiveが37%、negativeが27%。肯定的評価が上回ってはいますが、全体としてみると「あまり知られていない」って感じです。

ただ、どういうわけが、ヨーロッパでのイメージが悪いんですよね。韓国の場合。フランスで否定的が40%(肯定的が45%)、イギリスで42%(肯定的が43%)。ドイツ、スペインに至っては否定的評価が肯定的の倍以上という有様で・・。

中国の場合はまだわかります。近年、政治軍事、経済での存在感は増す一方ですし、人権問題もあるし、中国移民は非常に多く、軋轢、摩擦のタネはいくらでもありますから。
でも、韓国って良くも悪くもヨーロッパにおいて、好悪の感情を抱かせるほどの存在感ってあるようには思えないのに、どうしてこんな結果が?という疑問がわくのです。イランやら北朝鮮やら、イスラエルみたいに、強引に核開発とか、欧米に敵対するような外交方針をとっているわけでもないですし・・。

私なりに考えられる理由を挙げてみました。

1.日本ではほとんど報道されませんでしたが、2002年の「韓日共催」ワールドカップにおける、あまりに露骨な自国びいきの判定、運営が顰蹙を買ってます。サッカーはヨーロッパの国技のようなものだし、そこでの好ましからざる振る舞いが非常にイメージに響いたのでは?。
スポーツイベントでの話ですし、もう10年前の話ですが、狂信的な愛国心、ナショナリズムの国という悪印象が、この時についてしまったのか?

http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=47034&servcode=600§code=600

英国代表発言「韓国はW杯開催してはいけない馬鹿な国」

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0605&f=national_0605_028.shtml

スペイン元代表「02年W杯の韓国4強は審判のおかげ」、韓国で物議

2.北朝鮮と混同されている?

国にもよるでしょうが、一般的にヨーロッパ人のアジアに関する関心、知識は貧困だと思われますし。

3.同じく中国と混同されている?

4.単なる人種的、民族的偏見?

フランス、ヨーロッパ在住者としてはどのように感じますか?考えられますか?