齟齬もまた議論のはじまり

齟齬もまた議論のはじまり

小寄道 · 2017-07-28 02:10:38 UTC+9 · 投稿 #956

ますます面白くなってきた「地球のために何ができる? 」
広告代理店大手のピュブリシスの資本の10%を所有して10億ドル以上の資産を持つバダンテールは、なんかダイナマイトを発明したノーベルのように思えてきました。

人殺しのために、ノーベルはダイナマイトを作ったのではない。
あたかもシュペングラーの経済学のようだ。創造的破壊こそイノベーションという思想。
ノーベルのはつまり、爆破によるリノベーション思想。未来を切り開くインフラ・ストラクチャーの建設こそ近代化の礎。
書いててこそばゆくなりますが、まさにノーベルは自分の理想を実現して大富豪になった。

しかし、ダイナマイトの破壊力は、桁違いの殺傷能力であった。現実の戦争におけるダイナマイトの使われ方をみて、ノーベルは贖罪意識から「ノーベル賞」をつくった、たぶん。贖罪を志向しただけでも、ノーベルは立派ですし、彼を軽々に批判できません。

バダンテール女史も、ノーベルに似通った立場にあるのではないですか。
その辺の微妙なところは、フランス社会で暮らさないと分からないのでしょうね。広告って、企業の成長、利益活動による何%だとして規定されています。
贖罪するほどの資産をもてないと思いますが、西洋の階級社会では違うのでしょうか。しかし資産10億ドルは凄いな。

知識人はアンガージュマンするのだ、という社会的プレザンスは今もなお影響力をもっていますか?

私には想像の範囲をこえます。「アベル症候群」で若干の齟齬がありました。多少の誤解や私の思い込みもありました。

でも、いいものですよね。喰い違い、ちゃらんぽらん。そこから面白い発想、楽しい議論がはじまる。
竹下さんに、いろいろいじっていただき、実は毎日興奮しっぱなしなんです。妻がいい加減にしなさいと・・いつものきつい目が。


竹下さんは藤永茂さんのブログもお読みでしたか。私は日本語のネット記事しか読んでいないので、お二人の情報源の信憑性を相対化することができません。
でも、藤永さんのエクリチュールの説得力は強く、情報の確度はともかくとして、傾聴に値するものだと思っています。

最後に、「行動力のなさ」が罪悪感のもとということですが、その深い意味は想像するしかありません。

竹下さんは実名で「考えていること」、「言うべきこと」を、「書いている」のですよ。それこそが行動じゃないですか!
私なんか狭い日本の中で、言いたいことを匿名のブログで書いているだけですから・・。
この身を切り裂きたいほどの罪悪感を感じてしまいます。 なんとかしてくださいね。