アメリカのことなど
『現代』のサルコジの記事、送ってもらって読みました。サルコジののし上がり方とかが分かるのはいいですが、大分彼の伝記とか鵜呑みにしてますね。苦学生だったというのが粉飾であることは判明してますし、彼の名を冠した弁護士事務所が今も機能していて、兄の繊維会社の顧問を含め、弁護士事務所を通して築いた関係が今の基礎を作ったという部分が抜けてます。サルコのうまくやったところは、フランスではアメリカと違って弁護士がエリートキャリアでなかったというところですね。弁護士は大学ですから、敷居が低い。実際にも社会では弁護士より公証人の出番の方が多い、そんな中で、トランスナショナル企業を中心として、国際商業系弁護士の需要と重要性が増していったのに、社会的エリート性とのずれが大きくなったんですね。そのうち、伝統や名誉より金、グランゼコールより金、というプラグマティズムにエリートが気づいた時はもう遅かったんでしょう。今のサルコは、赤字対策は棚上げで、ポピュリズムの大盤振る舞いで、このままいくと財政破綻も近いでしょう。
今回はフランスじゃなくアメリカに行かれたんですね。今日はノルマンディ上陸記念日です。昨夜、マーシャルプランや、ヨーロッパ戦後復興ノドキュメンタリー番組をTVで見たんですが、戦後すぐ空、もちろんソ連の脅威があったからとはいえ、アメリカがいかに敗戦国の西ドイツに金と夢をばらまいた化というのに改めて驚かされます。食べるものと安全が保証されて始めて人は自由な選択ができる、ということで彼らは割り切ってたんですが、それはもちろん日本のことも連想させます。でも、その間もアメリカは国内では黒人差別をしてたんですから、やはり、日本への援助とドイツへの援助は心理的に違う気もします。イギリスやフランスにももちろんすごい金と物資をばら撒きました。その圧倒的な力で、ヨーロッパは少なくとも60年代終わりまではそのヨーロッパ的なメンタリティをどんどん失っていったんですね。ウィム・ワンダースがそれははじめ無意識の植民地化で、後は意識も植民地化された、なんていってました。ギリシャなんかに対しては、堂々と、援助するから干渉させろ、って言ってたんです。でもこのアメリカのなりふりかまわぬ一種の気前よさは、どこか、憎めないところもあります。
昨日の朝のラジオで、どうして400種もあるフランスのチーズの中でカマンベールだけがこんなに世界的に知られるのか、ロックフォールやブリではないのか?という話がありました。(カマンベールって、一日なんと200万個製造されているそうです。)そしたら、その始まりは、何年か忘れましたが1930年代だかに、あるアメリカ人がカマンベールのおかげで胃炎が治ったといって、ノルマンディーにやってきて、カマンベールの銅像(?)の建立(その後戦争で破壊されてまた立て直されたとか言ってました)を申し出たそうなんです。それやこれやでカマンベールが群を抜いて有名になったとか。
なんかこのメンタリティ、成金的腰の軽さなのかなのかわかりませんが、日本人とかフランス人なら考えられない痛快な無意味さです。マッカーサーの日本人の精神年齢12歳発言とかじゃないですが、無邪気なのは君らだろう、と言いたくなりますね。その気前のよさをいい方に使ってほしいです。
今回はフランスじゃなくアメリカに行かれたんですね。今日はノルマンディ上陸記念日です。昨夜、マーシャルプランや、ヨーロッパ戦後復興ノドキュメンタリー番組をTVで見たんですが、戦後すぐ空、もちろんソ連の脅威があったからとはいえ、アメリカがいかに敗戦国の西ドイツに金と夢をばらまいた化というのに改めて驚かされます。食べるものと安全が保証されて始めて人は自由な選択ができる、ということで彼らは割り切ってたんですが、それはもちろん日本のことも連想させます。でも、その間もアメリカは国内では黒人差別をしてたんですから、やはり、日本への援助とドイツへの援助は心理的に違う気もします。イギリスやフランスにももちろんすごい金と物資をばら撒きました。その圧倒的な力で、ヨーロッパは少なくとも60年代終わりまではそのヨーロッパ的なメンタリティをどんどん失っていったんですね。ウィム・ワンダースがそれははじめ無意識の植民地化で、後は意識も植民地化された、なんていってました。ギリシャなんかに対しては、堂々と、援助するから干渉させろ、って言ってたんです。でもこのアメリカのなりふりかまわぬ一種の気前よさは、どこか、憎めないところもあります。
昨日の朝のラジオで、どうして400種もあるフランスのチーズの中でカマンベールだけがこんなに世界的に知られるのか、ロックフォールやブリではないのか?という話がありました。(カマンベールって、一日なんと200万個製造されているそうです。)そしたら、その始まりは、何年か忘れましたが1930年代だかに、あるアメリカ人がカマンベールのおかげで胃炎が治ったといって、ノルマンディーにやってきて、カマンベールの銅像(?)の建立(その後戦争で破壊されてまた立て直されたとか言ってました)を申し出たそうなんです。それやこれやでカマンベールが群を抜いて有名になったとか。
なんかこのメンタリティ、成金的腰の軽さなのかなのかわかりませんが、日本人とかフランス人なら考えられない痛快な無意味さです。マッカーサーの日本人の精神年齢12歳発言とかじゃないですが、無邪気なのは君らだろう、と言いたくなりますね。その気前のよさをいい方に使ってほしいです。