昔(昭和30年代)の青少年の自殺
お忙しい中、お付き合いありがとうございます。なるほど、現代と比べ、生徒間にいろいろな意味(経済面、外見面、家庭環境etc)で、あまりにも「格差」がはっきり見えすぎていたために、却って「問題」になりづらかった、つまり、同調圧力が現代に比べ低いためにイジメの程度が深刻になりづらかった・・ってことですね。
海外、特にロンドンやらパリやらから帰ってくると東京とか日本とかいうのは人口こそ多いけど良くも悪くも非常に同質性の高い人々の集まったところということがわかりますよね。ただでさえ多様性が少ないところに、変に格差が少なくなってしまった為に、同調圧力が非常に強くかかる、学校自体、「皆で仲良く」とか「協調性」をやたらと重視するところが、イジメを必要以上に深刻にしてしまう、というところでしょうか?
もちろん、それだけではないのでしょうが、少なくとも「昔の子供はしつけがしっかりしていた」「先生も熱心だった」みたいな、イマイチ具体的な根拠に欠ける話よりはずっと頷ける話です。
ところで、イジメについて、年配の方々が言いがちな言説として「イジメくらいで死ぬな」とか「最近の子供、若者は恵まれすぎていてひ弱なんだ」、なんてものもありますが、これも、個人的に「ホントか?」と思うところ。イジメが原因の自殺に絞った資料は見つけられなかったので、とりあえず「若者、青少年の自殺」に限って資料を当たってみました。 「昔の青少年は精神的にタフで今の青少年はひ弱」説が本当なら、昔(とりあえず、例によって昭和30年代)の青少年(10歳~19歳と20歳~29歳)の自殺は現代に比べて圧倒的に少ないはず・・なんですが。
やっぱり、というべきか実際に資料(厚生労働省による、人口十万人当たりの自殺率)をみてみると、少年犯罪のような圧倒的な差ではないけど、青少年の自殺もやはり、平成の現代より、昭和30年代の方がぐっと多いんですよね(まあ、それ以上に60代以上の年配者の自殺が多いんですが)。よくわからないのは昭和30年(1955年)の20~30歳の青年層の自殺数が突出していること。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/suicide04/3.html
http://kangaeru.s59.xrea.com/G-Jisatu.htm
自殺数だけでみれば、平成現代の青少年は昔(昭和30年代)の青少年より精神力がある、ということになってしまいます。さもなくば、現代の日本社会は少年少女や若者を死へ向かわせる衝動が少ない社会となった、ということにもなります。いずれにしても結構なこと・・、という結論が出てしまうのですが・・。
もちろん、昭和30年代において青少年が自殺する要因はそれなりにあったでしょう、それが何なのかまでは調べておらず、よくわかりませんが。ただ、昔の子供、若者=精神的に強かった、平成現代の子供、若者=恵まれすぎていてひ弱・・なんて単純な話ではないことは確実に言えるんじゃないか、と思ったりします。
個人的に「最近の若者はなっちょらん、たるんでる、鍛えなおせ」とか「昔はしつけがしっかりして~」みたいな言説を振り回す著名人を見ると、正直「アホか」「ほっとけよ」と言いたくなってしまいます。別に私も若くない(40代)けれど、根拠不明な「今の若者は~」みたいな言説を振りかざす、おじさん、老人にはならないよう自戒したいところです。
ところで、この昭和30年代、特に昭和30年(1955年)の20代の若者の異様な自殺率の高さの原因は一体何なのでしょう?リアルタイムで昭和30年代を過ごされた方、皆さん、何か思い当たる節はありますか?
海外、特にロンドンやらパリやらから帰ってくると東京とか日本とかいうのは人口こそ多いけど良くも悪くも非常に同質性の高い人々の集まったところということがわかりますよね。ただでさえ多様性が少ないところに、変に格差が少なくなってしまった為に、同調圧力が非常に強くかかる、学校自体、「皆で仲良く」とか「協調性」をやたらと重視するところが、イジメを必要以上に深刻にしてしまう、というところでしょうか?
もちろん、それだけではないのでしょうが、少なくとも「昔の子供はしつけがしっかりしていた」「先生も熱心だった」みたいな、イマイチ具体的な根拠に欠ける話よりはずっと頷ける話です。
ところで、イジメについて、年配の方々が言いがちな言説として「イジメくらいで死ぬな」とか「最近の子供、若者は恵まれすぎていてひ弱なんだ」、なんてものもありますが、これも、個人的に「ホントか?」と思うところ。イジメが原因の自殺に絞った資料は見つけられなかったので、とりあえず「若者、青少年の自殺」に限って資料を当たってみました。 「昔の青少年は精神的にタフで今の青少年はひ弱」説が本当なら、昔(とりあえず、例によって昭和30年代)の青少年(10歳~19歳と20歳~29歳)の自殺は現代に比べて圧倒的に少ないはず・・なんですが。
やっぱり、というべきか実際に資料(厚生労働省による、人口十万人当たりの自殺率)をみてみると、少年犯罪のような圧倒的な差ではないけど、青少年の自殺もやはり、平成の現代より、昭和30年代の方がぐっと多いんですよね(まあ、それ以上に60代以上の年配者の自殺が多いんですが)。よくわからないのは昭和30年(1955年)の20~30歳の青年層の自殺数が突出していること。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/suicide04/3.html
http://kangaeru.s59.xrea.com/G-Jisatu.htm
自殺数だけでみれば、平成現代の青少年は昔(昭和30年代)の青少年より精神力がある、ということになってしまいます。さもなくば、現代の日本社会は少年少女や若者を死へ向かわせる衝動が少ない社会となった、ということにもなります。いずれにしても結構なこと・・、という結論が出てしまうのですが・・。
もちろん、昭和30年代において青少年が自殺する要因はそれなりにあったでしょう、それが何なのかまでは調べておらず、よくわかりませんが。ただ、昔の子供、若者=精神的に強かった、平成現代の子供、若者=恵まれすぎていてひ弱・・なんて単純な話ではないことは確実に言えるんじゃないか、と思ったりします。
個人的に「最近の若者はなっちょらん、たるんでる、鍛えなおせ」とか「昔はしつけがしっかりして~」みたいな言説を振り回す著名人を見ると、正直「アホか」「ほっとけよ」と言いたくなってしまいます。別に私も若くない(40代)けれど、根拠不明な「今の若者は~」みたいな言説を振りかざす、おじさん、老人にはならないよう自戒したいところです。
ところで、この昭和30年代、特に昭和30年(1955年)の20代の若者の異様な自殺率の高さの原因は一体何なのでしょう?リアルタイムで昭和30年代を過ごされた方、皆さん、何か思い当たる節はありますか?