竹下様

竹下様

ルチア · 2012-06-16 17:30:05 UTC+9 · 投稿 #703

こちらに来ると、俄然元気が出るルチアです。

草間さん、そうなんです、竹下さん(こちらだと、「さん」になってしまい申し訳ありません)も「直島」と仰るからには「カボチャ」の作品だと思います。そちら系の作品がバッサリとヨーロッパ展示では無くなっていました。
草間さんの初期作品の、男性性器が家具からいっぱい出ているような作品は、作り直さているような感じを受けました。以前、日本で見た作品は、もっとザラザラした手作り感があったのですが、今は助手を複数抱えたスタジオとして機能しているのか、印象が「のっぺり」と感じられます。
草間さんの場合は住んでいる所が長年病院で、他の作家とは同列に語れないものがあるように思います。(これは偏見になるのでしょうか)表現をしなければならない切実感が違うように思うのですが。

片山さんの表現ですが、まだ若いので作品数が多くなく、判断が難しいです。私は現物の作品としては、行幸通りの地下の展示を見ただけですが、彼女の作品から「否定的なエネルギー」を感じなかったのが惹かれたところです。新聞のインタビュー記事では「アーティストで生きていくのは難しいから、働くつもり」と掲載されていて、複雑な印象を持ちましたが、竹下さんの例があるので新聞の記事は大きく信じない方が良さそうです。
個人的には竹下さんが思った「自分の子どもだったら…」というのは、とても分かります。
(分かりすぎるくらい)

他の女性作家では「蜷川美花」も才能を感じます。彼女の表現にはジェンダーの壁というものは感じられなく、むしろ武器になっている感じと言ったらよいのでしょうか?
竹下さんが言及してらした「読売小町」(夫の愛読サイト、最近「創作」を感じる投稿が多いとか申しております)の一般女性の意識にも、保守化なのかなんなのか分かりませんが、以前の日本のジェンダー論議の意味を疑わせるものがあるように思います。

竹下さんの「フレンチ・エレガンス派」発言、理解できます。
とはいえ、日本女性の現在の保守的価値基準と照らし合わせてみれば、竹下さんこそ「勝ち組」(この表現、個人的に好きではないのですが、ここではピッタリなので)なのですよ。ご自分では遺憾に思われるかもしれませんが、この推測は間違っていないかと思います。

しかし、現代美術でフランスは相対的に位置が下がり気味ですが、ポンピドゥーのシュールレアリズム作品の充実ぶりを見て「フレンチ・エレガンス」の奥行きに大いに目覚めました。やはり、美術への擁護の歴史を感じます。

おまけに、もう一人興味を持った作家さんを紹介させて頂きます。
http://akinokondoh.com/
Uチューブでアニメも見られます。私は画廊の大きな壁で見たのですが、とても良かったです。フランスでも人気があるようで、ポンピドゥーの書店で仏語本で売られてました。

お粗末さまでした。