モニカ石原 · 2021-03-03 15:35:29 UTC+9 · 投稿 #1172
初めまして モニカ石原 CALLO(カリオ)と申します。世界の国歌をYoutubeで聞いていたら仏国歌の歌詞が残虐で驚きました。竹下様のブログでは 童謡の歌詞も 死とか血とか使っている?とのこと、どんなタイトルで全体の歌詞なのか興味があります。カトリック国のイタリヤ、ブラジル、メキシコ、は陽気なメロデーだったと思いますが・・・シャンソンも暗い曲が多いような気がしますがどうなのかしら(笑)それと国民性は日本と似ていて自虐的?私の移住地フイリピンの音楽は温和で抒情的ではないですね~国民性と音楽に興味がありますので・・・
Sekko · 2021-03-03 03:06:27 UTC+9 · 投稿 #1171
ご愛読ありがとうございます。
そうですね。いわゆる「西洋音楽」って、キリスト教文化と切っても切り離せないものがありますね。典礼音楽などが、霊的文脈や共同体の文脈から離れても、普遍性を持ちうるのかというのは演奏者にとっても永遠の課題です。
「葦の棒」を「王笏」としてイエスに持たせた、というのは、その通りなんですが、新約聖書の時代に後の「王笏」というものが想定されていたかどうかは分かりません。西洋絵画ではダビデがソロモンに王笏を渡すシーンとか、天に上ったイエスが王笏を持っているというのがありますが、元はただの長い棒で、それに、金箔、装飾、紋章などがついて比較的短いものになったのは10世紀以降という感じのようです。
「権威」を示す「棒」そのものは、羊飼いが羊を従わせるために持っていたものから来たようなので、セプターという言葉抜きで「葦の棒」を手に持たせた、ということ自体は間違いではないと思います。フランス語の聖書でこのシーンに「王笏として」と入ったものは私は見たことがありません。
その葦の棒が節のある長いものだったと、種類を特定する研究はあります。
詩編(110編 2節)にも
あなたの力強い杖を主はシオンから伸ばされる。/「敵のただ中で支配せよ。」
とあるので、ともかく「天から」もらうレガリアだという感覚はずっとあったのでしょうね。
モーセの杖、アロンの杖などはレガリアというより「奇跡をおこなうツール」で、「魔法使いの杖」の系譜に繋がったのでしょう。
佐藤さまのおかげで、なんだか、「杖」の比較文化論を書きたくなってきました。
ありがとうございました。
佐藤 · 2021-03-02 20:35:57 UTC+9 · 投稿 #1170
始めてご連絡します。先生の著書やブログはいつもワクワクとしながら拝見してます。
アマチュアのチェロ弾きですが、某アマチュアオーケストラで40年曲目解説を書いています。
ブログのご意見に同感です。私も「発見」しているので、お伝えしたいと思います。以下、ウォルトンの戴冠式行進曲「Orb and Sceptre」の拙文の一部です。イエスに葦の棒を持たせた部分が日本語訳で省略されているので、英語版から引用しました(文の最後の方です)。なぜこの感動的なシーンが省略されているのかわかりません。
◇「Orb and Sceptre」の日本語訳について
日本語の定訳はなく、本日は比較的多く使われている「宝玉と王の杖」と訳しました。
「Orb」と「Sceptre」は、王冠などとともに戴冠式で授与されるレガリア(王器)です。
「Orb」は宝玉または宝珠と訳されます。直径15㎝の金球に金の帯が、そして球頂には十字架がつけられており、「キリスト教の十字架の下の独立主権」を表しています。
「Sceptre」(米語Scepter)は長さ約1m程度の金の棒で、戴冠式では十字架杖と鳩杖の2本が授与されます。十字架杖は「王の力と正義」、鳩杖は「公平と慈悲」を表しています。「Sceptre」の形状は杖あるいは棒ですが、杖や棒には英語で別途staffやstockという言葉がありますので、神性や権威の付帯を表現するため笏や王杖といった訳語が使われます。用語の使い分けの例としては、イギリスの王器のうち2本のSceptre(王杖)の他にもう1本、戴冠式では登場しない王器の杖はstaffです。聖書では「・・・and they placed a reed stick in his right hand as a scepter」(マタイ伝27章29節 英語聖書NLT版:彼らはイエスの右手に笏(王杖)として葦の棒を持たせた)という例があります。
作曲家の作品・作風は、背景に、歴史文化宗教社会風俗、その他様々なものを背負っていると感じています。音楽に限らず、アメリカやフランスなどの政治経済なとも同様かと思います。そのような様相を少しでも表現できたらと思っています。先生は見事に解き明かしていらっしゃいます。今後も是非色々とご教示下さい。
Sekko · 2021-02-26 04:19:04 UTC+9 · 投稿 #1169
ありがとうございます。
フランスと日本では雰囲気は違うし絶対数も違いますが、コロナ禍のストレスは終わりを見いだせないようで、どうやって適応しながら前に勧めるのかを常に考えさせられています。
世界中の過剰反応も、実際に病気になったり家族を亡くしたりする方の苦しみも、そこだけクローズアップしてみると不条理で不公正でやりきれませんが、一歩下がり、見方を変えれば、「謎」、ミステリー、神秘の領域になって、自分には解決できないけれどいつかは意味が啓示されることがあると思える瞬間があります。
そして、こうして、テレサさまの言葉を読むことのできること自体のありがたさ、素晴らしさが、その「意味」の一部だとつくづく思います。
もう一度、ありがとうございます。
テレサ · 2021-02-25 13:36:48 UTC+9 · 投稿 #1168
お久しぶりです。
今年初めての投稿になります。
ブログで「カトリック生活」に掲載されている「カトリック・サプリ」が、加筆され新書として出ることを知り、早速ネットから入手しました。
先日手元に届き、文章を心に刻みながら読んでおります。
新しい時代が来るのかな~という気持ちでこれまでの形式に囚われず今後を考えようと思う反面、だからこそ人間にとっての普遍的なものを見極めることの大切さも感じています。
そんな時にこの本を手にし、カンフル剤のように感じています。
同じ事ばかり繰り返すテレビや有意義と思えない国会答弁や政治で構築されている現在に流されずに過ごしたいと思います。
「カトリック生活」で一度読んだ文章も、一つの流れの中で続けて読むと、受け止め方が変わりますね。
読んだ感想とか書けるかどうかわかりませんが、きっとこの本を通して様々なことを私は感じ、考えるのだと思います。
まだまだこの異常な社会状況は続くのだと思っていますが、
竹下先生もどうぞ心身共に健やかにお過ごしください、
ヴェロニカ · 2021-02-01 10:43:11 UTC+9 · 投稿 #1167
ありがとうございます。書籍に収録され、それがもうすぐ発売なのですね。そこまでの経緯も含めて、驚きました。本という形で読めるのは嬉しいです。
そして編集の方とのやりとりのご紹介ありがとうございます。こちらもまた貴重で、頷きながら読み、心に満たされるものを感じました。
思い切って投稿し、ご返信いただけたことだけでも有難いことです。
驚き喜び、深く深く感謝です。
Sekko · 2021-01-31 02:58:45 UTC+9 · 投稿 #1166
コメントありがとうございます。
私は「目立たない」というのが信条で、いわゆるエゴサーチというのもいっさいせず、コメント欄も実名ブログは閉鎖しています。基本的に自分のための覚書なので。
でもこの掲示板はもともと、ボランティアでだれかの役に立つために残していますので、ここでのやり取りは私にとって貴重です。
あの「イエスを…」のシリーズは、2/10発売予定のドンボスコ新書の第五巻に収録されるそうで、それを知って驚いて編集者にこう書きました。
>>>イエスを翻意させようとする母」には驚きました。「私が聖母だったなら」というテーマで書き続けていたものが意外に早くイエスに説得されてしまったのでブログで紹介したものでした。これに目を止めてくださったのは嬉しいです。他の人の感想をぜひ聞きたいです。<<<
するとこう言ってもらいました。
>>>「イエスを翻意させようとする母」は名作です。あなたは何を考えているの、そんなことのために産んだんじゃない、世界なんか変えなくていい、わが子を失う母親の気持ちがわかるのか、私はあなたに老後をみてもらって幸せに死にたい・・・これはすべての人の本音です。子を持つ母が必死で訴える正直な気持ちだと思います。それに対して、イエスが理路整然とマリアを説き伏せようとするのではなく、自分だってわからないけれどこれでいいんですと優しくなだめるように、でもきっぱりと答えていく・・・。イエスもマリアも無理をしたりかっこつけたりせず、正直に気持ちを伝え合って、一つの方向に、納得してむかっていく、まさに究極の神学ですね。<<<
以下はそれに対する私の返事です。
>>>マリアの「説得」は、現代に生きる私のロジックとレトリックを駆使したものなのですが、確かに、底に流れる気持ちは普遍的ですね。
他の人を引き合いに出して、知に訴えたり、情に訴えたり、親の権威を振りかざそうとしたり、本当にいろいろ繰り出したのに、イエスに説得されてしまいました。
でも、一番気に入っているのは、最後に、もし、彼の思惑が外れて「天の父」の声が万一聞こえなくても、母の愛と信頼は絶対だからね、とセーフティネットを差し出すことができたことです。自立して自分の道を歩もうとする子供を送り出すすべての親がかけてやるべき言葉だなあ、と思います。<<<
今、こうしてヴェロニカ様の感想をいただいて嬉しいです。
何かとストレスフルな空気の蔓延している今の時期ですが、日本にずっと行けていない今、こうしてつながりをいただいて励みになります。
体調管理にお気をつけてお過ごしください。
ヴェロニカ · 2021-01-30 14:54:17 UTC+9 · 投稿 #1165
初めて投稿します。10年ほど前に洗礼を受けその前後で講談社メチエの『キリスト教』を読み優れた著作との出会いに感謝しその後、ちくま新書『ローマ教皇』文春『無神論』など拝読しました。webサイト クリスチャントゥデイの2014年、故岡田名誉大司教との対談で、竹下さんが洗礼を受けたきっかけについてのお言葉が、その後折に触れて思い出され、いつしか自分の信仰のシンプルな本質となっています。
さいきん『キリスト教の真実』を入手し読み始め、その心地よく刺激的な内容、澄んだ論旨、ご慧眼に、自分鈍い頭もクリアになるようです。
ブログの存在には気づかずにおり、この度いくつか拝読し、昨年の聖週にあげられました記事「イエスを翻意させようとする母」にいたく感動しました。
まずご発想がユニークで興味深く、論の行く先は委ねながらの緊張ある切り込んだ対話形式はそれだけでもとうとく感じられます。そして親子の対話の言葉はひとつひとつが宝のようです。
かなりのタイムラグがありますが、個人的に記憶に残る昨年のイースター前に、あのような文章が書かれていたこと、それを遅れてでも読むことができたこと、たいへんありがたく感じています。
ブログにはコメントが出来ないようでしたので(わからないだけでしたらすみません)、こちらに送らせていただきます。時期外れでありますが、お伝えできるだけで幸いです。
今後のご活躍にも期待しております。
小寄道 · 2021-01-27 13:11:34 UTC+9 · 投稿 #1164
わー、いただきました、お座布団。有難うございます。
そうですね、自信過剰よりもましですね。
でも、最近は日本の実力がどんどん低下して自信喪失気味なのかしりませんが、自賛ネタを振りまく人がやたらに目立ちます。
安部、トランプが退場したことも影響しているようですが・・。
ワクチンはいつになるかわかりませんが、丈夫なうちに積極的に接種するつもりです。
Sekkoさまもご自愛ください。
Sekko · 2021-01-27 07:43:02 UTC+9 · 投稿 #1163
はは、座布団進呈です。
前にも書いたことがありますが、日本もフランスも自虐っぽいところが似てます。
素直じゃないのは新興国でなく伝統のある国の余裕の一種だといいのですが。
そんな日本でも近頃は「日本すごい」という自賛のテーマが他国への微妙な差別意識とセットになって生まれている部分もあって少し心配ですが。
まあ自信満々の国って全体主義とつながってるので、自虐気味の方が健全でしょう。
日本はオリンピックのせいでコロナ対策も微妙になっていますが、もしこれが2024年のパリ大会の前だったらフランスやフランス人はどう反応するのかと想像するのですが、よく分かりません。
「島国」と「ヨーロッパ枠」の違いは大きいと思うので。
ワクチンについては高齢の知人などはもう接種したそうで、私の主治医も年末に接種したと言っていました。でも筋肉注射で腕に直角に針を刺すシーンばかり見せつけられるのでやはり逡巡します…。
お互い体調管理に気をつけて乗り切りましょう。
小寄道 · 2021-01-27 02:40:37 UTC+9 · 投稿 #1162
今日はちょっと夜更かしし、ほろ酔いでブログを拝読。ちょっと興にのりました。
しばし試行錯誤ならん思考錯誤。お題の日本人ならではのジョークを思いつきました。
医者が南アフリカのある某国際事務局にコロナのワクチンを打ちに行った。
そこには日本人、イギリス人、フランス人、ドイツ人、アメリカ人がいた。
それぞれ個別に打診し、了承を得ることにした。
ドイツ人は拒否した。「本国の正式命令もないからノーだ」
フランス人は拒否した「打つも打たないも個人の自由だろ」
イギリス人は拒否した「ジェントルメンは付和雷同しない」
アメリカ人は拒否した「賢い日本人が打ったなら打つかな」
日本人はどうしたか、アメリカ人の話しをきいて接種した。
どうでしょうか。すこしは笑えますかね。
Franchesca · 2021-01-16 16:54:54 UTC+9 · 投稿 #1161
Sekko様
私からのカトリック雑誌名の問い合わせに対し早速丁寧なお返事をいただきありがとうございました。その答えもさることながら驚くほど素早い対応と丁寧な説明に感激しています。本当にありがとうございました。コロナ渦、まだ出口は遠いようですのでどうぞお体大切に、また東京でお目にかかれる日を楽しみにしています。
Sekko · 2021-01-16 03:12:33 UTC+9 · 投稿 #1160
ご愛読ありがとうございます。
私の一番定期的に読んでるのは定期購読しているLA VIEです。40年位前に知人が編集長だったのでその時から。
参考文献にも明記しています。リベラル・カトリックです。
ネットでも読めます。購読の仕方も載っています。
https://www.lavie.fr/ 他にもいろいろありますが、特定の修道会から出ていたり、玉石混淆だったりするのでリテラシーが必要です。日刊紙で近頃は雑誌も出しているLa Croixはもっぱらネットで呼んでいます。英語版もあるそうで、日本で読んでいる知り合いもいます。
聞き取りができるなら、radionotredame のpodocastも、参考になるものがいろいろあります。
blogで定期的に読んでいるのは、私にはちょっとエコロジーの比重が大きすぎるかなという時もありますが、
http://plunkett.hautetfort.com/ 。
http://jeancasanave.blogspot.com/ にも慰められます。
とっつきやすいのはそんな感じですね。
私にとってすごく参考になったものは私のブログなどですぐ紹介していますからどうぞ。
情報があふれているから「取捨選択」は本当に難しいですね。
この春はまだ難しそうですが、秋には何とかまた日本でみなさんにお会いできることを願っています。体調管理にどうぞお気をつけて。
Franchesca · 2021-01-15 20:34:17 UTC+9 · 投稿 #1159
始めてメールいたします。私はクリスチャンで竹下さんが「カトリック生活」に連載中のカトリック・サプリのファンです。
また東京信濃町真正会館で行われる竹下さんの講演会にも毎回出席しています。残念ながら今はコロナ禍の為お休みになっていますが。
さて2012年10月号1000号記念特集号の中に竹下さんが「私はフランスのいくつかのカトリック雑誌に絶大な信頼を寄せていて
いつも素晴らしい情報や考え方のヒントをもらっている」と書いていらっしゃいました。
もし差し支えなければその雑誌の名前、出版社名を教えていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。