竹下節子のSekkoとおしゃべり
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投稿番号 17 のSekko さんの投稿への返信です。
掲示板が復活してまたコメントをいただけて嬉しく思っています。 イリイチはローマのセミナーでマリタンからトマス・アクィナスを学び、アメリカでもマリタンの薫陶を受けて、アメリカでの差別や貧困の問題に本気で向き合おうとしました。 でも、第二ヴァティカン公会議以来、典礼上の保守と革新やイデオロギー上の右派、左派、などの分断が進み、イリイチは司祭職から離れざるを得なくなりました。 ベネディクト16 世はその分断を解消しようと伝統派との融和を図ったのに理解されず、フランシスコ教皇はそれを受け継いでいるのに「挑発」的なカラーのせいで、ヴァティカン内の分断はむしろ進んだようです。 明日フランスを訪れるレオ14世は、断固としながら穏やかで謙虚な人柄で、カトリック内だけでなく、プロテスタントや正教、他の宗教の代表たちと平和に向けた連帯を明らかにします。彼らはメッスだけでなくコンコルドでの大規模ミサにも正式に招待されています。 「人間の尊厳」とは「命」であり、それを守るには「衣・食・住・教育」が必要です。そのどれもが、今や、政治案件、経済(ビジネス)案件となっています。その現状を歯に衣着せずに告発して、「命」を守るには真の「共生」が必要だということをあらためて思います。新しい投稿に戻る
Sekko
掲示板が復活してまたコメントをいただけて嬉しく思っています。 イリイチはローマのセミナーでマリタンからトマス・アクィナスを学び、アメリカでもマリタンの薫陶を受けて、アメリカでの差別や貧困の問題に本気で向き合おうとしました。 でも、第二ヴァティカン公会議以来、典礼上の保守と革新やイデオロギー上の右派、左派、などの分断が進み、イリイチは司祭職から離れざるを得なくなりました。 ベネディクト16 世はその分断を解消しようと伝統派との融和を図ったのに理解されず、フランシスコ教皇はそれを受け継いでいるのに「挑発」的なカラーのせいで、ヴァティカン内の分断はむしろ進んだようです。 明日フランスを訪れるレオ14世は、断固としながら穏やかで謙虚な人柄で、カトリック内だけでなく、プロテスタントや正教、他の宗教の代表たちと平和に向けた連帯を明らかにします。彼らはメッスだけでなくコンコルドでの大規模ミサにも正式に招待されています。 「人間の尊厳」とは「命」であり、それを守るには「衣・食・住・教育」が必要です。そのどれもが、今や、政治案件、経済(ビジネス)案件となっています。その現状を歯に衣着せずに告発して、「命」を守るには真の「共生」が必要だということをあらためて思います。
NT
ブログでイリイチの記事を読むことができ、喜んでおります。 ご存じのようにイリイチの邦訳は数多く出ていて一定の需要はあったのでしょうが、シャドウワーク、ジェンダーの絡みで、日本の社会学、左派思想界隈で奇妙に担がれた時期がありました。 しかし彼が元カトリック神父ということ、キリスト教の前提から思考していることが判明してくると突然つき放し、捨てられた感がありました。 (日本におけるジラール受容も似たところがあります。)ずっと歯がゆい思いで日本におけるイリイチの誤読というか、「部分受容」を眺めておりました。 彼の技術論はハイデガーのそれよりずっと深いものがあり、その流れで教育論もやはりブラジルのフレイレ同様、ラテンアメリカだからこそ見える鋭さがそこにありました。 ジャック・マリタンとの関係や生涯信仰を保っていたことなど、改めてカトリックの側からも再評価が進むことを希望します。
Sekko
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