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読者の感想竹下節子の著作をお読みいただいて寄せられた感想です。ご感想がありましたら、引き続き Forum のおしゃべりにご参加ください。name:TN 様![]() この本の特徴は、ヨーロッパから見たアメリカという視点で、アメリカとヨーロッパの文化の違いやその意味するものを見据えて、批判がなされている点です。決して読みやすい本とは思いませんが、練られてきた思考が凝縮しているため、読み込むには時間が必要だからでしょう。あるいは、私達が日常使っている思考と違った回路を刺激するからでしょう。思考転換には時間がかかります。ユニバーサリズムとコミュノタリズムという概念も、初めて読むと、すぐには整理して理解することは難しいです。それでも、カトリックという補助線を入れることで、世界史や欧米の歴史・文化の理解が、格段に進むという印象があります。これらは、フランスに住んで、カトリックを思考の枠組みとして生活している著者の力だと思います。 日本人の我々が、この本からすぐに良い智慧を生み出せるとはとても思えません。アジアのここ150年ぐらいの歴史に補助線を引くとしたら、それは何かという答えを仮説でも良いから見つけ出さないと、アメリカに懲りて、フランスに身を任せるということになりかねません。
name:Nao 様![]() 現在の日本が何故こんなに住みにくくなってきたのかを考えるとき、アメリカのコミュニタリズムに影響どころか、汚染されてきたからだ、ということもよくわかりました。現在の小泉政権がネオ・リベラル(市場・経済の自由至上主義)になってしまったこと、その影響が個々人の生活に暗い影を落としていることを知りました。 イラク開戦時、アメリカに同調した日本の姿勢を悲しみつつもアメリカの属国であるような小国日本の選択肢は他にないんだという諦め感が私の中にはありました。大抵の日本人がそう思ったとおもいます。フランスの開戦反対は快なるかなと受け止めながら、そうは言えない辛さをみな持っていたように思います。 その姿勢そのものがコミュノタリズムの影響を受けていたからだということに、今回はじめて思い至りました。ユニバーサリズムの補助線が一本通ると、Bソシアル(フランス型・富を循環分配する福祉型)の社会の姿がうっすら見えてきます。それは個人の内部でまず改革が始まることから見えてくるものなんですね。私の内部に個人を個人として、レスペクトするユニバーサリズムの線があると、随分生きやすいことがわかりました。 老いること、障害をもつこと、それらを体験しながら、世間からの差別の目、行動がよく見えるようになっていましたが、差別という姿勢もユニバーサリズムの補助線が引けると変わってゆくはずだと思います。 少し気になったのはこの本を読んでプロテスタントの方々はどう思われるか、ということです。ピューリタンがいまのアメリカを作ってきたわけですから、どこに指針をもとめればいいのか、カトリックの人々よりは悩みが深いのではないか、と思いました。 この本は名著であるとともに、ある意味での犠牲の子羊的勇気が著者には必要であった事とおもいます。そこに、竹下先生の毅然とした、品性を感じます。かなり難しく、読みきるのに努力が必要ですが、やさしく書くことは至難の業のように思います。 自分の哲学を構築するためにはこの難しい本を完全にマスターして、人に伝えるくらいの努力をしなくてはならないと思いましたし、お互いにこの本を持ち寄って、学習会をする必要があると思いました。 横文字の多いのは少し大変な思いをしました。 いろいろ感じたことはありますが、二つの主義を示して下さったことで、見えなかったものが急に明らかになってくるのは恐ろしいほどです。ありがとうございました。 (2006/3/19) name:J.O. 様![]() バロックバレエに関しては、バロック・ジェスチュエルという技術があるとのことで、これを取り入れた、ご自分のピアノの生徒の指導方法や、弦楽器のレッスンにこの技術を取り入れることで、ボーイングや音程がすんなりとイメージでき演奏が上手く行くようになることなども書かれていて大変、興味深い。また、プロのダンサーに踊って貰いながら、曲を演奏すると、まるでマジックのように曲が手に触れているように感じられたとのことで、このことも面白い。この他、アンサンブルに没頭すると、演奏メンバーの考えていることや、体調などが演奏中に、言葉を交わさなくても分かるようになるばかりでなく、メンバー全員が作曲者がそばにいるように感じることもあるとのことで、このことにも感銘を受けた。 自分のようなアマチュアにはこのようなレベルに至るのは到底難しそうだが、本書の内容に刺激を受け、今後のアンサンブルの練習に役立てたいと思っている。本書は、タイトルに関連する、バロック音楽と心身性のほか、フランスバロックがルソーによって批判を受けて、歴史から一旦消えかかったことなどや、音楽と色彩性、出雲のお国とバロック音楽との関連性など、多岐に亘って触れられておりバロック音楽に関する大変面白い内容であった。 (2006/1/25) じたことはありますが、二つの主義を示して下さったことで、見えなかったものが急に明らかになってくるのは恐ろしいほどです。ありがとうございました。 (2006/3/19) name:GREEN-CURRY 様![]()
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