2015年の投稿

愚者さまへ

sekko · 2015-12-20 21:26:43 UTC+9 · 投稿 #837

レリスさんの言葉は最初のインタビューから一貫していて、彼だけではなく、多くの犠牲者の家族や、重傷者も「憎しみは感じない」とコメントしていました。

こういう時に日本のようないわゆる「同調圧力」が生まれないのはフランスのいいところです。

非常態勢で集団行動禁止の建前ですが、COP21が無事に済んだので、大晦日のシャンゼリゼに集まるのは解禁(去年は65万人)すると今日のニュースで言っていました。

その前のクリスマス・イヴとクリスマスのミサのリスクに頭を抱えているようです。持ち物検査はするようにということですが、教会が多いので厳戒態勢とかは無理でしょう。

2003年のイラク侵攻反対と今回は事情が違うのはまあ分かります。あの時点でフセインは別に「フランス人を殺す」脅威ではなかったのですから。アメリカには9・11がありましたが、実行犯の出身国であるサウジアラビアとは軍事同盟や石油利権でなあなあでしたからね。

今回の「戦争」判定は、前にも書きましたが、犠牲者への国からの補償にも関係しているようではあります。

ISの財源を発つために石油タンクローリーを爆破(前は運転手を殺すことはいけないという理由でしていなかったけれど今は運転手もISの軍事要員という判断に変わったようです)というのはまあ、何となく理解(賛同ではない)できますが、油田から追われたら山地などに逃げて麻薬取引を財源にするとかあり得るので、根本的な解決というより空爆側の経済的思惑もあるのでしょう。


>>>この「自由」は、本能や激情のままに行動することではなく、その逆で、感情や本能に翻弄されない理性の力強さを意味していると解釈できますので。
フランスではどのように受け取られているのでしょうか?<<<

おっしゃる通りですが、テロに対する憎悪や恐怖の本能や感情を自由に発露するというより、弱者をふみつけても自分の快適さだけを追求する新自由主義経済的な自由を根本的に見直すことまでが問われているのだと思います。

>>>「パリの同時多発テロに対してフランス政府はISへの空爆を強化すると言っているが、テロは本来犯罪です。つまり法律で裁くべき行為です。しかし、フランスに限らず、それを大統領が意図的に「戦争」と呼ぶことによって、徹底的な捜査もせず、裁判もせず、事実の究明すらせずに、容疑者を殺害することが可能になるのです。こんな無法はゆるされません。」と伊藤真弁護士は言いました。
たしかに、真相は永久に葬られ、「容疑者」は裁判を受ける権利(基本的人権)だけではなく命も、問答無用で奪われます。<<<

今回の実行犯は基本的に自爆ですから、これは必ずしも当たっていないと思います。
自爆ベルトを捨てて逃走した犯人の一人はまだ捕まっていませんが、徹底的な操作や真実の追求みたいなのは、普通の重大犯罪の容疑者と同じように扱われています。むしろ「個人のライフヒストリー」をしつこく語ることで本質的な何かから目をそらされている印象を受けます。


>>>また、国内で外国人が大量殺人を犯したからという理由でその外国を武力攻撃するのは、国際法違反だとも聞きました。
裁判官と違って弁護士は信用できそうです。電力会社などに天下りしないからでしょうか。
憲法をはじめとする日本の国内の問題に関しては、日弁連が頼りです。
日本では、日弁連の会長声明が暗闇を照らす一筋の光です。<<<

私も前に書きましたが澤藤統一郎さんのブログを愛読していますが、フランスの弁護士は全く信頼していません。

マリーヌ・ル・ペンもサルコジも弁護士ですよ。
個人的に訴訟沙汰とも無関係ではないですが、まともそうだった弁護士がいとも簡単に変節したりするのは普通に見てきました。

いろいろあった一年ですが、建設的な次の活動につなげていくことができる新年の到来を祈っております。愚者さまも喜びのクリスマス、平和な新年を迎えられますように。

(無題)

愚者 · 2015-12-18 02:22:12 UTC+9 · 投稿 #836

アントワーヌ・レリスさんのフェースブックのメッセージを森司教が取り上げて、この人は信仰を持っている人だと思う、と感想を付け加えました。

13日の中日新聞朝刊に載ったレリス氏のインタビュー記事「人を愛する自由 テロリストは奪えない 証言者 妻を失ったジャーナリスト」には、「理解を超えた現実に直面した時こそ、感情にのみ込まれない知性が際立つのだと思います。」、「私と息子が、他人と感情を分かち合っていられる限り、私たちはより強い存在になれる。「イスラム国」(IS)を掃討しようとする各国の軍隊より強い力で、自らの自由を守ることができるのです。」などの言葉が記されています。

さらに、16日の「私説 論説室から」のコラムは、「理性は武器にも勝る」と題して、9・11米中枢同時多発テロの報復でイラク戦争開戦に踏み切ろうとした米国に最後まで反対したフランスのドヴィルパン外相の名演説に言及し、「あの時の気高き精神をフランスは失ってしまったのか。」とISの掃討に突き進むフランスを批判しています。そして、記事は「しかし暗闇の中にも一筋の光明が見えてくるのがこの国の底力だ。最愛の妻を失いながら「テロリストの望みどおりに憎しみで応じるのは無知に屈することだ」と発信したジャーナリスト。理性という力である。」と結ばれています。

一連の記事で、レリスさん自身は知性という言葉を用いるが、記者は、憎しみや怒りにのみ込まれそうになったときに感情を制御する精神の働きを理性と呼んでいるようです。
森司教が指摘するまえから、「キリスト教ってこれだ!」というものを感じました。
「知性・自由・ことば」という武器によって戦うのは、フランスのカトリックらしいのではありませんか。
この「自由」は、本能や激情のままに行動することではなく、その逆で、感情や本能に翻弄されない理性の力強さを意味していると解釈できますので。
フランスではどのように受け取られているのでしょうか?

「パリの同時多発テロに対してフランス政府はISへの空爆を強化すると言っているが、テロは本来犯罪です。つまり法律で裁くべき行為です。しかし、フランスに限らず、それを大統領が意図的に「戦争」と呼ぶことによって、徹底的な捜査もせず、裁判もせず、事実の究明すらせずに、容疑者を殺害することが可能になるのです。こんな無法はゆるされません。」と伊藤真弁護士は言いました。
たしかに、真相は永久に葬られ、「容疑者」は裁判を受ける権利(基本的人権)だけではなく命も、問答無用で奪われます。
また、国内で外国人が大量殺人を犯したからという理由でその外国を武力攻撃するのは、国際法違反だとも聞きました。

裁判官と違って弁護士は信用できそうです。電力会社などに天下りしないからでしょうか。
憲法をはじめとする日本の国内の問題に関しては、日弁連が頼りです。
日本では、日弁連の会長声明が暗闇を照らす一筋の光です。


なるほどですが

kei · 2015-11-28 04:04:05 UTC+9 · 投稿 #835

さっそくのご返答恐れいります。
確かに我が国の「イスラム専門家」などはびっくりしたことを書いておられますね。しかし酒井さんや青山さんなど旧来の真面目な中東専門家はそんなに悪いとは思えません。酒井さんも青山さんも現地社会構造を研究して書いておられます。さすがに酒井さんの最新のコラムは感情入ってるかなとは思いますが、これは日本でフランス、フランスといいすぎの状況での発言だと思います。
フランステロに関しては、最初からフランスの安全対策や国内の問題点が検討されるべきでした。シリア戦争はいずれ先進国に逆流するということは2年前くらいから指摘されていたことでしたから。
パパ様だけがゆるぎないというのは本当に悲しいことなのか、救いなのかわかりません。しかしまあ日本での報道のまったくないこと。私んとこはアメリカ訪問をCNNのライブを私が録画して何人かに回覧しましたが。サウジアラビアの聖職者が何を言ってるのかも知ってほしいもんです。もちろん国際報道ではアラブの新聞の英語版などではちゃんと読めますが、先進国は出しませんね笑。

kei さま

sekko · 2015-11-28 00:29:41 UTC+9 · 投稿 #834

フランスはもちろん日本でもテロについて様々な雑誌で「特集」や「特別号」が刊行され始めています。

よく見られることで最悪なのは、

中東専門家、イスラム専門家、政治学者、社会学者

にいろいろな意見を書かせることです。
これでは完全にISの望む土俵に乗ることになるからです。

少なくとも先進国内でのテロに関しては、

犯罪学者、カルト対策専門家、セキュリティと諜報の専門家

だけに語ってもらうのがいいのです。

後は、もちろんベースに国際政治の倫理の深刻な問題がありますが、それはまた別のことで、覇権主義とエゴイズムの怪物のような国や指導者や事業家がひしめいているので、それもまた社会学者や宗教学者がコメントしてどうなるものでもありません。

それにつけても、歴代教皇の訪問の中で最もリスクが高いと言われ、中止も検討された今回の教皇のアフリカ訪問ですが、終始にこやかで、「怖いのは蚊だけ」と笑わせたフランシスコはすごいです。

大雨の中、覆いなしの車で回るし、「いかなる暴力にも神の名を使うな」と断言しています。もうすぐ79歳で片肺でこのエネルギー。力をもらえますね。




お疲れ様でございます

kei · 2015-11-27 10:17:55 UTC+9 · 投稿 #833

フランスと日本に対面していてさぞやお疲れのことと存じます。こんなことがなきよう願っておりましたが、また起こったというか、これだけテロ組織が分散してしまえば残念ながらフランスは狙われやすいと存じます。シリアが安定するにはかなりかかるでしょうし、もう祖国のほうに組織をつくる方向に転換しているようです。お気をつけください。神様がお守りくださるように。
日本のSNSでのプロフをフランスにする軽~い支援は「熱しやすく冷めやすい」国民性のごとく1週間であっさりほぼなくなりました。そもそも軽~い支援が支援か、という論議もありましたが、単にのせられただけで終わりました。ただ1、2日でも「みんなでもりあがろうゼ」という付和雷同で自分達が大勢なんだと目で見せるSNSの恐ろしさを知りました。恐らくSNS革命なるものはこんなもんで、その反対側がテロネットワークなのだと思います。
先進国の享楽は前から指摘されていましたが、自分たちが金銭面、文化面、人種面でそれに同調できない場合、強烈な反発となると存じます。特に差別労働やアフリカなどからの原料搾取で先進国の享楽ができあがっている問題を知ればということです。根本は「新自由主義世界ネットワーク」があると思います。
それを利用する原理主義的グループが道具にしているのもご指摘の通りです。ただそれをやっている根本はサウジアラビアなのに、アメリカがさすがに手を切ったときにいそいそと代わりに入ろうとしたオランド政権はちょっと見ていられぬ様でした。
シリア問題では最初から日本では青山弘之教授ががんばってレポートしておられます。
根本的にはあのアラブの春への西側の過大評価、特にNATOによるリビア空爆は最悪の決断でありました。西側はアサド政権が簡単につぶれると踏んでいたようですが、彼は開明君主で経済を開放したり、それなりに善政をしていましたし、国民をつかんでいたのでエジプトのようにつぶれませんでした。そして湾岸諸国が宗教的ヘゲモニーと父の弾圧の恨みで、反対勢力に武装闘争をやらせちゃったことが最悪でございました。
私は神が人類に罰を与えるのは信じておらず、むしろ道からそれた自業自得だったと考えています。まだまだ愚かな道を進むのだと思います。貴方にお恵みがありますようにアーメン

kei さま

sekko · 2015-11-19 19:23:04 UTC+9 · 投稿 #832

2つの記事、読みました。

異論もつっこみどころもあります。

レバノンのテロはかなり注目していました。フランスと関係の深い場所ですから。

ひとつ思うのは、子供の教育もそうだけれど、親が子供のために何を選択するかの決意をすることを助けるのが必要だなあと思います。

ここ数十年見てきて、ポルポトからフランスに逃げてきたカンボジア人とか華僑の家族、ベトナム人などはみなフランス語を学ぶ間もなく必死に働いて、とにかく子供に学歴を与えてきました。教育費がほとんど無料で、勉強さえすれば共和国エリートになれるフランスだからこそ可能だったと想います。宗教や伝統は共同体主義で平和にやってます。

アジア人にはそういう傾向が多いのですが、イスラム圏から逃げてきた家族は、ムスリムの共同体に留まると同調圧力が強くてフランスのシステムをうまく使えなかったり、子供に対する権威を失墜したりするので、子供の世代がドロップアウトすることが多いのです。またイスラム原理主義の国からきた指導者の影響を受けやすくなります。

宗教や文化や親の権威などどうでもいい、絶対の最優先は子供の将来だ、と迷わない家族もたくさん知っています。イランから亡命した外科医でイスラム共同体から離れるためにカトリックに改宗して子供たちにも洗礼を受けさせた人、アルジェリアから逃げてきて、エホバの証人に改宗することで子供たちを守った人。

エホバの証人の場合はカルト色が強いので葛藤はあるのですが、学校で共和国理念を刷り込まれた子供たちは独立してみな離れていき、親も宗教より子供が大切なので子供とは断絶せず、「絶対平和主義」とヘブライ語やギリシャ語などの教養だけは残るという、ある意味、彼らの情況において最善の選択だったなあ、というケースもあります。

こういう人たちを見ていると、「子供たちは絶対に自分たちの逃げてきたような世界に戻したくない、暴力のない世界で快適に生きてほしい」という願いに尽きるので、サヴァイヴァルというのはこういうものなんだなあ、と思います。

思えば戦後日本で育った私たちの親も、「戦争がなく食料や物資不足に困ることのない国」で子供たちが育ち、生活できることを夢みて必死にがんばってくれたのだなあとあらためて思います。

アラブ側から

kei · 2015-11-19 17:00:11 UTC+9 · 投稿 #831

日本語に訳してくれたこういうコラムが出ています
これはフランスにおけるムスリム側の問題を指摘したいいコラムだと思います
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=39192
コラム:フランスにおけるイスラムの現状、融合と分裂

原因

kei · 2015-11-19 08:32:21 UTC+9 · 投稿 #830

ご多忙と存じますが。イラクの専門家の酒井啓子氏が記事を書いております
http://www.newsweekjapan.jp/column/sakai/2015/11/post-948.php

葬儀はプライベートでしたが、あたかも公的なもののような報道でした。フランスではどうだったのでしょうか?
根本原因は宗教というよりも、格差社会にあるようです。先進国の生活を自分達は享受できない。その現実に、享楽的な生活よりもムスリムの復帰する。そのときに怒りを噴出させるきっかけをつかまされれば暴力に走る
CNNで、ある方が麻薬やアメリカでの暴力と同じだ、と的をついておりました。
この件の報道でますます、敵と味方に分かれちゃった気がします。ISはもうシリアだけではなくなりましたので、シリアの戦争が終結したとしても、拡散されてテロの火種は残るでしょう。
お互いのことを思い合う社会にしなければならないのでしょうが、皆自分の世界で生きており、それがグローバル化のメディア統合で、お互いがわかるようになってしまったのが悲劇になっていると思います。暗澹たる気分です。

葬儀

kei · 2015-11-17 09:48:19 UTC+9 · 投稿 #829

今回ノートルダムで葬儀行ったようですが、難しいですねー。
ムスリムはこの葬儀に関係ないよって言ってるのか。
私はカトリックの儀式は難しくないと思ってたんですが、これって私がコーラスをやっていた関係上、子供のときから讃美歌を知ってたし、だいたいのメロディーの上下はほぼ初見でいけるからであって、やっぱそれできない人は疎外感感じるようですね笑
この前パパ様がNYに行ったときグランドゼロで諸宗教が集まって追悼やってました、あれはいいかもですが

phantomさま

sekko · 2015-11-15 19:59:00 UTC+9 · 投稿 #828

今朝のラジオでパリ大司教は平凡なことしか言ってませんでした。もちろん「イエスの弟子として、憎しみにとらわれず平和を目指す」というのは基本ですが。今日の午後6h30にノートルダムで追悼ミサをやるのでその時の説教は? と問われて、聖霊にインスパイアされたい、と言ってました。

こういういつテロが起きるか分からない国では、宗教の指導者たちはそれなりのコメントをいくつか用意しておいたほうがいいんじゃないか、日本の宗教家は地震など天災に対するコメントのストックはできてきたかもしれないけれど、テロが起きたときのことも考えてリスク・マネージメントしてるのかなあ、などとも思いました。

緊急事態発令でできるだけうちから出るな、集会やデモをすべてキャンセルしろと言われているのですが、さすがにミサをやめろとは言わないですね。ノートルダムは国有だし。厳戒態勢になりそうです。犠牲者は「戦没者」扱いになると言われています。

お祈りくださってありがとうございます。

あるシスターから「Sekkoさんが道を踏み外さないようにお祈りしてます」って言われたことがあるからきっと大丈夫です。

私は自分の祈り(特に自分のことはまったく神頼みしません。自力でやる覚悟があるからでなくむしろ諦めムード)は信じていないのですが他の方からのお祈りは信じてるんですよ。もし変なことを祈られてたら神様が仕分けしてくれるだろうくらいの期待はあるかも、です。

何かお役に立てそうならお気軽にお声をおかけください。

kei さま

sekko · 2015-11-15 19:42:49 UTC+9 · 投稿 #827

日本でそんなに三色旗とかが出回ってフランス支援があるのだとしたら、それは多分アメリカ追従の一種じゃないかなあ、と思います。アメリカでは大騒ぎしていますが、独立戦争支援以来の縁や9・11のトラウマや、それからアメリカ人のいい意味での正義感情過多の表れなので理解できます。日本はそれを見て安心して空気にのっているのでしょう。

フランス人、特にパリ人はずっとシニカルなのでいろんな反応が見られます。テロの糾弾は当然ですが、これまでのエラーやこれからの対策について。

もうひとつ思うのは、フランスは今でも、人種別宗教別の公的な統計を禁じているので、たとえば、今回の犠牲者の中に少なからぬアラブ系の人や外国人もいたと思うのですが、そのことははっきり分かりません。マスコミに出て「証言」する被害者はいわゆる白人ばかりです。第一次湾岸戦争のときも、10区11区あたりのアラブ人やユダヤ人はなかよく(?)ひっそりと集まってラジオに耳を傾けていました。日本人の友人は、それを見て「外国に住むってこういうことなんだなあ」と思ったそうです。

確かにもしフランスでアジアのどこかの国のテロリストの写真が出回ったりアジア人の過激グループを殲滅されると言われたりするなら、「見た目がアジア人」というだけで、「おとなしくしておくのが身のため」という反応を私もすると思います。万一、日本名の犯罪者の名が出回ったりしたら大変です。フランスにいるアラブ系の人たちはそれだけで毎日テンションにさらされているのだから気の毒です。

お返事ありがとうございます

Phantom · 2015-11-15 13:29:54 UTC+9 · 投稿 #826

竹下先生、ご多忙中にも関わらず、丁寧なお返事をありがとうございます。何てお優しい…!

恐ろしい事件が日々発生している昨今ですが、この度のテロはその被害の大きさで愕然とさせられました。ニュースを観ていると涙が…主日のミサでは今回の犠牲者の方々とそのご家族の為にお祈り致しました。

そうですね、おっしゃる通りジハディストであっても、人権の下に守られているのですから、100パーセント防ぐのは不可能だったと思います。
それにしても、パリは要所要所に自動小銃を抱えた軍人がいた記憶があるので、こんな風に被害が大きくなるとは思ってもみませんでした。無防備な日本ならさておき、まさかパリで!?と。

このまま世論が報復や復讐に向かうのは恐ろしいし、悲しいです。もはや避けざるを得ないであろうとは思いますが、それでもパパ・フランチェスコのメッセージの「平和」を諦めたくはありません。あまりにも夢想家すぎるかもしれませんが。。。
しかしながら、もうこの段階となっては、平和的解決方法などないのでしょうね…目の前が真っ暗になります。

竹下先生、今後もどうぞお気を付けてお過ごしくださいませ。大変勉強になるので、ご無理のない程度にブログを続けていただければありがたいです(*^^*)いつも何度も読み返しています。

日本もいつどうなるかわかりません。(ネット界隈では平気でisisをおちょくったりしていますし)実感として、最近の都心はイスラム圏の方が急増しています。偏見は一切ありませんが、フランスでの場合と同様、取調べる事もできないのですから、実情はわかりません。

平和の為に祈り続けたいと思います。
竹下先生とご家族の皆様の為にもお祈りしています。お身体お大事になさって下さいね。

SNS革命笑

kei · 2015-11-15 11:50:13 UTC+9 · 投稿 #825

ご多忙のところ恐れいります。昨日からSNSでやれ、プロフを三色旗にしろだのwうっさい
三色旗にしろというのはフランス政府を支持する意味になるのか何なのか、それを考えないままに
とにかく付和雷同しろというプレッシャー。
ではなぜシリア戦争のときにそういうメッセージが出ないのか?ナイジェリアはなぜないのか?
結局親近感を覚えるところに連帯しようということでしかないわけですね。
SNSは写真と短文しかなく、何も考えずにシェアされていきます。アラブの春笑でもそうでしたが
ちょっと落ち着けといいたくなりますが、どうしようもおまへん。
ヒトラーが居たら絶好のツールだと思うでしょうね笑

kei さま

sekko · 2015-11-15 08:23:29 UTC+9 · 投稿 #824

そうですね、政府筋は、戦争だ、許さない、やり返す、などの言葉ばかりですが、教皇メッセージや司教たちのメッセージは平和な手段で解決に向かうことをあきらめない、というものでした。

ロンドンのトラファルガー広場やNYのメトロポリタンオペラでフランス国歌が歌われたそうで、今回は「表現の自由」でなくてパリやフランスが犠牲者、という扱いで、ますます戦闘色が濃くていやになります。

ある哲学者がたしか「天国への行き方はいろいろあるかもしれないが、それよりもどの宗教も一緒に地獄の蓋を閉めることの方に専念してほしい」みたいなことを言っていたことも思い出します。

phantomさま

sekko · 2015-11-15 08:08:41 UTC+9 · 投稿 #823

親切なお言葉をありがとうございます。

このようにおっしゃってくださる方のためにも、できたら事故やテロや災害に中断されることなくできるだけお役に立つ仕事を続けていければと思います。

フランスにはこの夏にシリアからかなりの数のフランス国籍のジハディストが帰国しているのは把握されていたけれど、罪を犯していない限り徹底チェックはできなかった、民主主義国家である限りリスクゼロにするのは不可能だと言っています。

お店は閉まっていますが、みんな結構集まって高揚しているようです。
政府筋が戦争だ、絶対に勝つ、やり返す、みたいな言葉を連発するのはすごく抵抗があります。

どの哲学者だったか、天国への行き方は天国があるかないかも含めていろいろだろうから、すべての宗教はむしろ、力を合わせて地獄の蓋をすることに専念するべきだ、とか言ってました。そうだなあ、と思い出したところです。

(無題)

kei · 2015-11-14 19:07:22 UTC+9 · 投稿 #822

今パリのために祈ろうとエッフェル塔のマークがかけめぐってますが、シャルリーエブド
のときのように違和感がありますね。
エッフェル塔のマークになるとそれは従来の白人のパリを思い出してしまいます
結局祈るとするとイエスキリストの普遍(カトリック)しかないような

よかった!

Phantom · 2015-11-14 18:41:34 UTC+9 · 投稿 #821

ご無事で本当に良かったです。ほっとしました。
お忙しいでしょうから、掲示板やブログ等、ご無理をなさらないでください。
引き続き、フランスの為にお祈りしております。

みなさま、ありがとうございます

sekko · 2015-11-14 18:17:29 UTC+9 · 投稿 #820

夕べはどうなるかとTVの中継を観ていたので寝不足で、今からピアノとギターの生徒が来るのでゆっくり書けません。

いろいろなことを考えますがまたあらためてお返事するかブログにアップします。

とりいそぎ。

祈り

kei · 2015-11-14 15:17:17 UTC+9 · 投稿 #819

テロのこと、フランスードイツ戦観ている間の出来事で、終わったら知ってびっくりしました
すべての犠牲者の冥福と加害者が地獄に落ちないようお祈りしております
こういうとき加害者まで祈れるカトリックは本当にいいなあとなんか感心したり

心配です

Phantom · 2015-11-14 14:14:37 UTC+9 · 投稿 #818

竹下先生のご著書をこよなく愛する一読者です。
ニュースでパリのテロ事件を知りました。
すぐにパリ在住の竹下先生を案じました。ご無事かどうか、心配しております。

全ての犠牲者の方々、フランスの為に心からお祈りしております。

愚者さまへ

sekko · 2015-11-03 04:23:51 UTC+9 · 投稿 #817

私も去年は10/31に東京にいたので、驚きました。

もともとハロウィーンのなかったフランスでは近頃また下火になっていたのですが、なんだか「子供の仮装大会」みたいな形で定着して、小学校の先生が子供たちに行列させているとかで批判されたのを聞きました。

それに対して、死の不安と死の恐怖は違う、対象がないから不安になるので、「骸骨など怖いもので遊ぶ」ということで恐怖と向き合うから子供の教育にとっても悪くないのだという社会学者だか心理学者もいました。

でも先進国の都会の子供たちなんて、実際に死と縁遠い暮らしをしているのにわざわざそんなことする意味はないと思うんですが…。

巨大な蜘蛛や骸骨や血まみれの腕とかを町中で見たくない大人だってたくさんいるし。
メディアでは戦争や事故のニュースばかり目にするので、せめて実生活の周りでは綺麗なものや落ち着いたものをみたいです。

今フランスで007の新作をやっているので、冒頭のメキシコの派手な「死者の祭」があちこちで映ります。10/31 と11/1の2日間でカーニバルのノリで、地方によっては10/25-11/3まで続くところもあるとか。
フランスでは11/2が菊の花を持ってお墓参りに行く日ですが地味です。

マイナンバー制ですが、「国民総背番号制」というと反発されるのでマイナンバーとカタカナにした、というのを読んでなんか姑息というか、でもそれで通ってしまうとしたらすごいなあと思いました。しかももうすでに汚職事件、情報流出事故が出ているというのも驚きですね。

個人的には個人情報の流出が嫌でGPSも使わずネット・ショッピングもSNSも超限定的にしか使っていません。
マイナンバーの通知カードや本カードを受け取り拒否する人が少なからずいるのなら、私が受け取らなくても目立たなくていいなあと思います。

カードそのものよりも、それが特定のグループの新たな利権につながったり、普通の人の生活の質をさらに侵害しそうだったりするのが問題ですね。

こういうことをする前にはまず国民の絶対の信頼を獲得することが先だと思いますが、近頃は「国民の理解を得るのは一番後回し」というのが普通のようで確かにショックです。

ここの読者で、秘密保護法を先に通してしまったのがひどいという方がいました。

「常に弱い者の側に立つ」というのがキリスト教のメッセージだとしたら、権力者は奉仕者であることに徹するべきだというのは自明だと思います。

カボチャ祭り

愚者 · 2015-10-29 01:15:11 UTC+9 · 投稿 #816

去年の10月31日の夜は、仮装して酔っ払ったいい年のドラキュラや魔女が街に溢れていました。
近年はハロウィンの盛大な装飾も出現。
夜の墓場で骸骨が墓を掘り返している絵、実物大の骸骨人形、巨大な黒蜘蛛。血まみれの人間の腕などなどが住宅を飾っています。ショーウィンドウにもきらびやかな骸骨や蝙蝠やカボチャのお化けがたくさん。
額や衣装に十字架をあしらっている骸骨さんもいます。
因みに、住宅や繁華街に溢れるクリスマス飾りに聖家族や羊飼いは登場しません。サンタクロース、プレゼント、トナカイ、クリスマスツリー、ケーキ、稀に天使がいます。
投稿するにはくだらなさ過ぎる話題ですが、趣味の悪さと幼稚さが蔓延しています。宗主国の海軍の原子力空母に乗って大はしゃぎした政治家から一般市民にいたるまで、悪趣味とひとりよがり、ユーモアの欠如とセンスの悪さが全開。「絶歌」の好調な売れ行も今の空気を示唆しているような気がします。
反知性主義という言葉について、佐高信が「反知性主義者なんて呼ぶと勘違いするぞ。自分たちが(敢えて知性に抗う)思想運動をしている気になってますますつけあがるから反知性主義という言葉はやめろ。非知性というべきだ。」と言ってました。そのとおりかもしれません。

来年から、全ての国民をナンバリングして財布の中身もへそくりも、固定資産も納税記録も健康診断記録も住民票もたしか戸籍も行政府が管理するらしいです。勤め人は源泉徴収や社保の天引きで勤務先も知られてしまうでしょう。それらをマイナンバーでくくって、詳細な履歴書みたいな情報を行政府に委ねてコンピューターで管理してもらうのだそうです。近い将来、医療情報も、通信履歴、行動範囲、移動経路も筒抜けになる方向で準備が進んでいるそうです。正気の沙汰でしょうか? 街中監視カメラだらで、弁護士や法律学者は顔認証カードを問題視しています。制度自体が違憲だとも言っています。こんな制度を実施している国が世界のどこにあるのでしょうか?

国全体が巨大な強制収容所もしくは刑務所になると思います。よくいっても奴隷制度。
そうした意見に対して、悪いことをしていない人にとってはなんの問題もない、金持ちが脱税できないならいいことじゃないか、という反応が標準的。特定されるのが嫌だったらデモに行かなければいい、反対署名はしなければいい、というわけです。戦慄を感じます。
すでに、汚職事件、情報流出事故がいくつか発生していますが、システム面での危険性もさることながら、国民を物品か奴隷のように扱ってオカミが管理する発想、そして、当事者である国民がそれに同調する状況が不可解で不気味です。
この制度を廃止するには、通知カードを受け取り拒否することが必要です(本カードは言うまでもなく)。自分の番号は住民票でわかるそうです。

安保法を含む一連の反政府行動の原理は、かけがえのない個人の尊厳を損なうものに対する抵抗です。だから、キリスト者が共感協働するのです。
ここをみている方々はこの制度についてどう思われるのでしょうか?
長々と失礼しました。



Bernard-JP さま

sekko · 2015-10-08 06:03:43 UTC+9 · 投稿 #815

まあ昔から英米主導のこの種のランキングにはフランスは日本と同様弱いのです。しかもフランスは教育社会主義みたいなところで、システムも、いわゆる大学と別コースのグランゼコールがエリートコースになっていて、大学教授の頂点はだれでも登録すれば自由聴講できるコレージュ・ド・フランスだったり、そもそも比較しにくいのです。

このランキングではグランゼコールがいくつか挙がっていますが、厳密にいうと大学ではないし、日本の大学は一応東大、京大と、日本国内のランキングと連動していますが、挙げられているフランスの学校の順番はフランス国内でのランキングとは全く一致していません。これによってフランス国内での序列が変わるとも思えません。

でも、確か、去年だったか、ビジネススクールの世界ランキングでフランスのHECが一位になっていて、公立でなく英語の授業も多く留学生もたくさん受け入れてグローバル化しているからだろうなあと思いました。

なんにしても数値とかランキングとか、モノの見方がどんどん浅くなりそうでいやです。
特にこういう評価って、今の時代では、結局、産学共同とか軍学共同が進んでいるところが高評価を得る仕組みなのでしょうから、ランキングの上にない方がよりまともかもしれませんね。

大学ランキング

Bernard-JP · 2015-10-07 19:45:26 UTC+9 · 投稿 #814

大学ランキングなるものがありますが、どうも、米英に偏っているように思えます。
まあ、フランスが好きな小生には、少し残念です。

愚者さま

sekko · 2015-10-04 02:05:51 UTC+9 · 投稿 #813

私も、日本の首相が、シリアの難民受け入れ可能性について聞かれたのに「移民受け入れの前に、女性やシニアの活躍で対応」みたいな答えをしたのを見てのけぞりました。
移民を労働力の「数」としか見ない先進国はいろいろありますが、この文脈でここまではっきり言うなんて驚倒します。
幸い、フランスでは日本の首相の言っていることなんてほとんどニュースになりませんが、あまりあきれたので私が自分で周りに言いふらしてしまいました。

思えば68年5月革命で若者たちがデモやストをした時、フランスでは普通の大人たちも共感して行動を共にしました。日本の学生運動の時は、大人はシャッターを閉めていました。
敗戦のせいで、戦前戦中世代と戦後世代の溝も大きかったと思います。

それが40年以上経って、団塊の世代や団塊ジュニアやそのまたジュニアなどが、同じ「戦争を知らない大人」「戦争を知らない若者」としていっしょに行動しているのを見るのは新鮮です。

フランスのシャルリー・エブド事件の後の大規模デモで、茶番とはいえ、大統領や世界各国の首脳や宗教者の代表などが一緒にデモをして、大人も子供も参加していた画像が日本にも伝えられたことも、潜在的にデモのハードルを低くしたかもしれないなあ、などとひそかに思っています。

アングロサクソンの基準での各種査定もほんとうに不愉快ですね。

アメリカの大学の銃撃事件のニュースを聞いても、アフガンでの病院誤爆のニュースを聞いても、武器を持つこと自体の罪を考えさせるを得ませんが、日本では武器のことを「防衛装備」というと知って、それにも驚きました。

正気を保ち、勇気を以って行動したり発言したりしている人々を何らかの形で応援できればと思っています。