1 2 3 4 5 6 7 Sekko · 2007-07-28 23:30:29 UTC+9 · 投稿 #381
ええと、訴追って言葉が何に対応するのか分かりませんが、まず、事情聴取で、ヴィルパンは、前日までタヒチにヴァカンスに行っていたから書類を把握していないという理由で、すべての回答を拒否しました。それで、Mise en examen ということになりました。これはなんというか、容疑者認定ということです。本来なら拘束もできるのです。ヴィルパンの場合は20万ユーロのCautionを払って、自由になりました。国外に出ることもOK、しかし、関係者との接触は禁止、特にシラクとの接触は厳禁という条件付です。これではじめて、シラクに対する容疑も間接的に明らかにされたわけです。 ヴィルパンは、自分のしたことは当時(外相と内相)の任務の範囲でしかないと主張しているので、93年に設置されたCJR(Cour de justice de la Republique)という、大臣専用の法廷にまわされるように弁護士が申請すると見られています。それが認められると一般法廷では裁かれませんが、Henri Pons とJean-Marie D'Huiのコンビが調査を継続することはできます。ヴィルパンの自宅はすでに家宅捜索もされて、子供のベッドまで解体されたという話で、新たなドレフュス事件だとさえ言う人もいますが・・・ なお、先日ポンスとデュイのコンビによる事情聴取を拒否したシラクですが、19日には、元パリ市長として、例の架空雇用の件で、ナンテールのアラン・フィリボーの事情聴取に応じました。大統領時代の諸疑惑には一切答えない方針みたいです。このRPRの架空雇用について、もし有罪が立証されたら5年の懲役と75000ユーロの罰金が可能だそうですが、ことが「フランスの評判」に関わるので、検事が立件する可能性は低いと見られています。この件でシラクが今までの弁護士Francis・Spizner ではなくて、シモーヌ・ヴェイユの息子であるJean Veilを担当させたことも話題の一つでした。 クリアストリームの件で、ヴィルパンが、シラクの指示によって行動したということは大いにありうると思います。それが、個人としてでなく、大臣としての職務の範囲であると証明したいのでしょうが、シラクが認めないとしたら苦しいですね。サルコも含めてどういう取引がなされているのでしょう。ダーティなイメージをヴィルパンに付与したというだけで目的達成、とかなのかもしれません。
古川利明 · 2007-07-28 13:11:50 UTC+9 · 投稿 #380
今朝の外電面の記事だと、「フリーゲート艦売却ギワク」の、例のサルコジの名前の入った匿名投書モンダイで、事情聴取のため出頭してきたドビルパンを、予審判事が、いきなり訴追したんですか? ただ、不思議なのは情報が全く錯綜しまくっていて、毎日も読売も、「27日に事情聴取を受けた」という事実では一致しているものの、毎日は「(ドピルパンが)容疑事実を否定したため、聴取は50分で終わったが、今後立件される可能性が強まっている」とあるのに対し、読売は「パリ市内の裁判所で事情聴取され、その場で訴追された」とあるんですよ。じつに妙な記事の出方なんですよね。こんなバカなことがあるんですか(笑)。これは当局からの「公式発表」がまったくないんですかね? ひょっとして、現地の新聞も記述が分かれてるんですか? まあ、「いかにも」ですが、サルコジ、「5年後」が大心配なんで、政敵の追い落としに、さらに、熱が入ってますね。しかし、こういうところを見ると、彼がブルボン宮に足場を置いておけば、こんな展開にはならなかったんだろうなあ、と思うんですけどね。
Sekko · 2007-07-15 02:20:26 UTC+9 · 投稿 #378
こうやって、「えっ、弱い?」と驚きを与えるとしたら、その意外性自体が多分狙いだと思うので、悪くないかもしれません。ヨセフが大聖人だということは自明なんで。それに、編集者は、ブッシュ父子対サダム・フセインとか、なんかアメリカの父子マッチョ主義の抱える病理とイスラム原理主義の父権的な攻撃性がぶつかって現代の世界を危機に陥れている面があるので、そういうことへのアンティテーゼというか、キリスト教の本来持つ、弱さと強さの逆説のシンボルの一つとしてのヨセフを強調したいようでした。日本でもだんだん弱肉強食のようなメンタリティがはびこりつつあります。そのせいで、強いことを期待される人、息子や夫や父親や若者などが、「弱い人」であらざるを得なくなった時(それが老いや病気や障害や失業であれ、その他の人生の偶然であれ)、居場所がなくなって引きこもったり住まいを失ったり、自死に追い込まれたりするケースも増えています。だからこそ、今、大聖人ヨセフの「弱さ」のあり方と言うものも意味を持ってくると思うんですね。 後、そもそも親子関係とか家族関係においての父権とか父性の考察ですね。副題は「キリスト教における父権と父性」です。 もちろん私の読者が楽しみにしている(?)奇跡譚も出てきます。もちろん私は「実は最強のヨセフ」のファンです。あ、このタイトルも悪くないですね。 聖女は過剰で過激が可愛い、男の聖人は誠実と信頼感をそそるのが好みです。
greencurry · 2007-07-14 10:07:27 UTC+9 · 投稿 #377
「弱いヨゼフ」ですか。私はあまり悪いイメージはないです。 なんかどちらかというと、わけのわからない事態が起こったのにそれを受け入れた人、というイメージが湧きます。 私はキリスト教に関する知識がほとんどないので、説得力はありませんが。
nao · 2007-07-14 09:10:25 UTC+9 · 投稿 #376
えつ?「弱い父ヨゼフ」ですか!!ウーン あまりいい感じしないけど・・本当に弱いんですか?ヨゼフさまつて。以前にも題では、先生に?いつたことありましたね。コメントがUPされるそうですから、成程ね・とおもえるかどうか、また感想のべさせていただきます。ヨゼフ好きのわが友は先生の次のご本、今か今か、と待つています。「弱い父?ヨゼフ」がほんとうのところなんでしょうね・・彼女もそれを望んでいると思いますので。
Sekko · 2007-07-14 01:09:44 UTC+9 · 投稿 #375
嬉しいです。どうぞ気軽においでください。 次に出るのは、8月10日、講談社選書メチエから、聖母マリアの亭主の聖ヨセフの本です。2冊そろって並べばいいなあと思ったのに、私のつけた仮題は『神の養父 聖ヨセフ』で、養父とヨセフが、「よ」で頭韻を踏んでていいかなあと思ってたんですが、結局タイトルが『弱い父ヨセフ』に決まり、確かにこれも「よ」で頭韻踏んでるけど、これじゃヨセフさん・・・聖母と並べたら見劣りし過ぎ・・・ まあ、確かに、彼が妻や息子に比べて圧倒的に見劣りしてることの意味がこの本の主題なんですけど・・聖女好きの私が、珍しく男に捧げる1冊です。 近く、コメントを著作紹介にUPします。これからもよろしく。
phantom · 2007-07-14 00:04:38 UTC+9 · 投稿 #374
はじめまして。竹下先生のホームページを発見して思わず書き込んでしまいました。 とにかく先生のご著書のファンです!何度もつい読み返してしまいます。 マニアックな内容にも関わらず、純粋に読み物としても面白い・・・ 絶妙なバランス感覚の、センスの良い内容が大好きです。 先生の本は全部、私の宝物です。 くだらない内容を書き込んでしまい恐縮です。 これからも益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。 新刊も楽しみにしてます!
greencurry · 2007-07-13 11:52:03 UTC+9 · 投稿 #373
そして、背筋が寒くなりました(^^;) 後半部分は昔はやった小説「リング」を思い出しました。 竹下先生、ホラー小説とか書かれてもいいかも☆ リアルでとってもコワカッタです。
Sekko · 2007-07-12 20:18:52 UTC+9 · 投稿 #371
好みの同じ人にしか共感していただけなければ、それは、同人誌ですよ・・・まあ、バロックの本とかは、かなりマニアックな部分もあるかもしれませんが、よさを分かって欲しいという勝手な使命感もあります。それに、手にとって読んでくださるという時点で、私の世界へのご招待に答えていただいているということで、できるだけ心と力を尽くしておもてなししたいです・・ アウトドアが嫌いなわけではないんですよ。何か生活習慣とかで、どんどん縁がなくなり、モチヴェーションもわかない環境なんで・・ 暑くて湿ってるのが嫌なのは、ずばり、ムシ系が嫌いなんです。熱帯ほど大きくて怖そうなのがいそうなんで。しかも私は、なぜか、ムシからは好かれるんです。6月に音楽院で室内楽の発表会で弾いた時、窓が開いてたんですけど、突然、蛾みたいなのが飛んできて、私の顔の周りを離れないんです。叫びそうになりました。首を振って払おうとしたので、聴いている人たちもみな気づいてたようです。でもとにかくしつこくって・・何とか最後まで弾きましたが。 客席には若い人や子供も多いのに、なんで私のところに? ヴィオラの音の振動数とかが関係あったのでしょうか? ともかく、庭に出ても、旅行中も、いつも私のところにだけ、変なムシとか気持ち悪いのが落ちてきたり寄ってきたりするんです。フランスでもロワールより北は凶暴な外見のムシがぐっと減るので嬉しいんですが(黒光りするゴキブリとか絶対いないように)、この頃は地球温暖化のせいか、だんだん変なものも・・ 6本脚の昆虫はまだましなんですが、それより脚が多いのとか、脚のないのとかすごく嫌です。高校の頃、蛙の解剖でも嫌でしたが、もっと嫌だったのは、生きてるユスリ蚊の幼虫の頭を抑えて胴を引っ張ってはずすと、なんかの腺だかが頭部にくっついて残って、それを顕微鏡で見る、みたいな時間があって、シャーレの中に、にょろにょろ動く小さいのがいて、先生がやり方を説明してるうちに、シャーレから外に出そうなのがいました。私は怖くて、怖くて、気もそぞろで眼が離せませんでした。二人一組なので、ペアを組んでる友達に言ってつまんで戻してもらいました。彼女は医師志望で頼もしかったです。もちろん私はユスリ蚊の幼虫さんにピンセット越しでも手を触れませんでした。 夏の沖縄なんて、そういうわけで、多分、行く勇気が出ません。グアムとかハワイとかシンガポールとか熱帯系リゾートに行ったことはありますが、まあ、幸い眼が悪いんで、ムシのいそうな細かいとこは見ないようにしてました・・・「圧倒的に強い自然の力」は感動するんですが、ナマじゃ怖いんで脳内変換してすかすかにしてます。軟弱ですみません・・
greencuryy · 2007-07-12 19:35:27 UTC+9 · 投稿 #370
私は竹下先生の本が好きですが、こんなにも好みが違うんですね。当たり前だけど、ちょっと面白かったです。 沖縄に行くと確かに『基地の島』を実感します。車で走っていてもあちこちに基地があるし、カーナビで灰色一色で表示される部分=米軍基地がやたらと広範囲なのです。 街には、例の教科書問題に反対するビラなども貼ってあるし、やっぱり無邪気ではいられないところです。 それでも、圧倒的に強い自然の力とか、ものすごくアバウトな人々を見ていると、 なんとかいい方向に行くのじゃないかと楽観的になったりします。 アバウトといえば私もホテルで面白いことがあって、チェックインしたときホテルのおじさんが荷物を運んでくれたんですけど、エレベーターの開ボタンを押しといてくれといわれたり、駐車場に車を預けてナンバーを書いたメモを渡されて、次に車に乗るときにそのメモを見せたら「老眼で見えにくいから読んでくれ」と言われて、ちょっと笑えました。 三線の音、いいですよね。レッスンを受けられたのですか、いいですね。私も弾いてみたいです。沖縄の音楽、独特で私も好きです。 ありがとうございました。
Sekko · 2007-07-12 02:52:23 UTC+9 · 投稿 #369
暑いのも寒いのも、特にそれが湿気と結びついてると嫌いです。人工的に調節された部屋でデスクワーク、メタボ症候群まっしぐらかも。そろそろボーン・アゲインと思ってます。ブッシュ大統領もつらかっただろうな、依存症からの生還って、劇的な回心体験だろうなと、変な共感してしまいます。 沖縄は去年の年末から今年の年始に石垣島へ行ったんですよ。暖かくて気持ちよかった。海水プールで泳げたし。その時も書きましたが、石垣島は直接米軍が上陸してないから戦争の爪あとが見えにくいんで、気が楽です。私にとって、沖縄って、フォークロリックな興味は昔からありますが、リゾートというより、いわゆる「本土」がいつもスケープゴートにしてきた場所、米軍基地の問題も含めて、罪悪感や責任感をかき立てられるところなんです。 石垣島くらい離れると、ほぼ外国のようなエキゾチズムがありました。一番の豪華ホテルにいたんですが、なんか、ちょっとずれてるというか、豪華ホテルのパロディのようなエピソードがいくつかありました。フレンチレストランでテーブルクロスがないとか、小さな細いカップのデザートがあるのに、デザートスプーンがなくアイスクリームスプーンしかなくて、底まで届かないとか・・・ 最も楽しかったのは三線のレッスンを受けたことです。どこかに書いたかどうか失念しましたが、音階や、歌詞のつけ方と伴奏の仕方の独特さや、爪の使い方にすごく啓発されました。左手はギターというよりヴィオラ風の指の向きなんですが右手の爪はギター風、私が先生の音を再現するために何度もアタックを試していると、先生が、自分の使っている爪を貸してくれました。それは初心者用よりずっと太くて重いものでした。それを使って弾くと、楽に強い音が出るんです。 私はこれまでギターの生徒たちに、大きい音は力で弾くな、アタックのスピードで調節できるのだから、強く弾きたい時は、遠くからアタックしろ、と教えていたのですが、指に力を入れなくとも、遠くからスピードを与えなくても、重さをかければいいんです。あの三線の大きい爪をつけてる感覚を再現するだけで、大きい音が出ます。大発見でした。 三線は楽器としても美しいので、欲しかったんですが、蛇皮はとてもフランスに持って入れないんであきらめました。その代わり、地元の人が手作りした精巧な二段組みマリンバを買いました。椰子の実をベースに、小さな貝殻を貼り付けた穴を指でふさぐと、ビブラートができるすぐれものです。割った竹を打ち合わせるカスタネットみたいな楽器も買いました。沖縄舞踊も好きです。やっぱり、アウトドア・スポーツより、歌舞音曲が私向きです。
greencuryy · 2007-07-11 10:03:53 UTC+9 · 投稿 #366
こんにちわ。 先日、週末+有休1日を使って沖縄に行ってきました。 暑かったです。(当然) 私は沖縄が好きで、というか暑くて湿気の多いところが好きで、従ってバリ島なんかも大好きなのですが、 最近(と言っていいのかな)沖縄は「癒しの島」と人気が高いようです。 確かに、沖縄はやっぱり自然が多い田舎だし、暑くて湿気の多いところが好きな私にとっては癒しの島なのですが。 (体や心がゆるんでリラックスできる、という意味では瀬戸内の島なんかも十分癒しの地です) TVや雑誌の影響が大きいとは思うのですが、あんまり『癒し』を強調されるとちょっと反発してくなります。日差しの強さはやっぱりすごくて、木陰ではいやされるけど一歩外に出ると、暑くて倒れそうになるし、『ホンマに癒されてる~??』と意地悪な質問をしてみたくなったりして(←誰に?) Sekkoさんは暑いところがあまりお好きではなかったんでしたっけ? 沖縄には行かれたことがありますか? なんか変な文章ですみません。沖縄モードからまだ抜け切れてないのかも。。。
流れ着いた梅 · 2007-07-07 21:21:08 UTC+9 · 投稿 #364
>戦後の世界情勢が冷戦に向かわなければ、唯一の被爆国ということで日本がクエーカーのような「絶対平和」原理主義を掲げる道も可能だったかもしれない
ああ、そう思われますか…いや、「たられば」でものを語るのは好みませんが、マッカーサーの副官として日本にきたボナー・フェラーズという将校がクエーカー教徒だったそうです。
また河井女史はミッション校を卒業後、戦前にアメリカのクエーカー系の大学に留学をされています。人脈としては新渡戸稲造につながりますね。その留学時に河井道・一色ゆり女史とボナー・フェラーズは学生として会っています。帰国後、河井女史はそこで学んだ知識も生かし恵泉を立ち上げられましたが、ご時世でなかなか苦労もなさっておられた。しかし、
わたしのランターン(河井道自伝)
http://www.keisen.ac.jp/gakuen/gaiyo/index.html (以下引用)
わたしの学校!それはどういう種類であるべきだろう。・・・・・戦争は婦人が世界情勢に関心を持つまでは決してやまないであろう。それなら、若い人たちから―それも、少女たちから始めることである…」
(引用ここまで)
と、大変強い信念のもと、困難もありながら学校運営をし、自ら教育に携わっておられたようですね。
例えば、御真影を掲げることの拒否、偶像崇拝の拒否などで当時の当局からは睨まれていたのですが、そういった学校に娘さんを任せるこころになったご父兄の方々は、決してクリスチャンばかりではなかったようです。お手洗いまで掃除が行き届いているなどといった細かい心遣いの部分に感銘を覚えられていたという卒業生の方の証言がありますね。この本は、こういった教え子の方々の証言が豊富で、歴史・政治問題に関心の無い方でも、きっと教育者・河井道について興味深く読まれることかと思います。と申しますか、一人の信者、一人の教育者の生き様を通じ、また証言者の発言を通じ、違った視点から日本近代史が見られる貴重なものと思います。
河井・一色ゆり女史とフェラーズがやっと再会出来たのが、マッカーサーと昭和天皇が会うわずか4日前のことといいます。フェラーズ側の「天皇の処遇について、仮に処刑となったらどう思うか、日本人はどんな反応を示すか?」という質問に対し、「日本人はそのような事態を決して受け入れないでしょう。もし陛下の身にそういうことがあったら私がいの一番に死にます」と河井女史はこたえた…保守系のサイトでは主にここを抜粋されているようですが、多分、信者として見るべき点は私は違うと思っております。もしかして、キリスト教文化がベースにある方ならすぐに気付かれるのかも知れませんが。フェラーズが問題と思った日本兵の残虐行為、それを河井女史は「私たち日本人は神を持っていない、ということをお忘れにならないでください」といったこと、ここがコアな部分だと思われます。故に、フェラーズが懸念したのは「神なき日本」のことですね。その救済のためにキリスト教化を考えたようですから。その理由については、チマッティ神父さまがご覧になった日本人の宗教観に通ずるところを感じます。ただし一神教を理解できない方は、どちらの見解も大変に不快に感じられるようなのですが…。例えば、フェラーズの報告書の中には、
「戦争における日本人の残虐性は、精神的なよりどころとなる神が存在する西洋と異なり、そういった神が存在しない日本の宗教に起因するものである」「黄金律に敬意を払わない」
と書かれたものがいくつかありますので。これ、果たして日本人のキリスト教信者が、例えば今の信者たちが全く同じように考えられるかな、という部分もあるのです。
たしかに日本人、今でも「空気に弱い」とは思いますが…これは自省も含めまして。一色に染まってしまいやすい。そういうところを自覚し、いろいろな方の見解を拝読させていただいたうえで、未熟でも自分で考えていく、これが重要なことかと常々考えさせられております。
ユン · 2007-07-07 11:55:22 UTC+9 · 投稿 #363
ところで明日からツール・ド・フランスが開幕みたいですが、市民の反応はどうでしゅうか?今年はついにロンドンスタートといいます。欧州統合の象徴的椿事ですが、良いアイデア。英国人選手は中距離の良い選手が多いから初日だけは彼が手にする可能性があり、どうのなるかに欧州のファンの注目が集まっているようですね。 加藤一という画家をご存知でしょうか。戦時中法政大学の自転車のエース。戦後はすぐにプロに転向。まだ戦後が混乱していたのでアマチュア規定をごまかせたのでしょうが、日本代表でメルボルン五輪に参加。そのままトンズラして欧州に行き、独学で画家になったという人間です。ブリジストン美術館に彼のでかい絵がまだあり。自転車レースばかりを描いてフランスでもそれで飯を食っていた人。画家として名は残りませんでしたが、遠い昔、日本人選手が海外遠征に行くと必ずお世話になった人。知らんでしょうねえ。世界自転車競技連名の副会長までなった人ですが。 8月20日からパリーブレストーパリという素人の大会あり。1200キロを制限時間90時間で走る大イベント。欧州中から参加しますが、日本からも知り合いが参加。本場はいい。4年に一度だけですが、沿道で市民が応援してくれるとのこと。ちんたらちんたら1200キロですから小生も興味がないこともないけど、前回の経験者の話を聞くとさすがに欧州のコースだけあり。厳しいとのこと。
Sekko · 2007-07-07 00:14:29 UTC+9 · 投稿 #360
ユンさん、私の言うことをどうぞお聞きください。このサイトでは、私との会話が成り立っている文脈でない限り、個人批判は話題に載せません。ユンさんの批判活動は別の形で展開してください。どうしても私に告げたいと言うことがあれば、このサイトの読者の感想コーナーのアドレスにでも入れてください。(このやりとりは後で削除します。)このサイトは、基本的に「サロン」活動なんです。お客さまは歓迎ですが、他のお客さまに不快な言葉使いは困ります。表現に留意してくだされば話が建設的な方へ展開するかもしれません。ユンさんの最後のコメントは明日削除します。 と、ここまで書いた時、「流れ着いた梅さん」からのお便りを読みました。チマッティさんの手紙について、補強してくださってありがとうございます。当時の日本の貴重な記録の一つであり、私も続刊を楽しみにしています。 天皇にしろカトリック教会にしろ、戦争責任がどうのこうのという糾弾はこのサイトでは取り上げる気はありませんが、20世紀の歴史の中での日本のキリスト教というテーマは関心があります。またご教示ください。 クエーカーにも興味があります。戦後の世界情勢が冷戦に向かわなければ、唯一の被爆国ということで日本がクエーカーのような「絶対平和」原理主義を掲げる道も可能だったかもしれない、と夢想させられます。
またお邪魔します、 · 2007-07-06 23:49:30 UTC+9 · 投稿 #359
ここでは初めてと思います。よろしくお願い申し上げます。 >管理人さま チマッティ神父さまの戦中の書簡を拝見し、特に上智大学事件と同年に発生した大分不敬事件の収拾、書簡一つ一つ拝見しますと、当時カトリック教会が置かれた状況、また一つの「迫害事件」と言われることのなかに教会の中の問題も絡んでいたことなど、読んでいて大変に胸が痛みます。 大分の場合はカテキスタが不用意な発言をしてしまい、それが伝言ゲーム形式で思わぬ波紋を呼んだ一例で、まだチマッティ神父さまの言葉を借りるなら「カトリックは容認されているが承認されてはいない」といった状況のなかでの奔走で、これはどなたがやっても苦しんだと思います。カテキスタに不満をもっていた信徒が警察でカテキスタに不利な証言をし、結局カテキスタ解任に至った、と。その信者同士のあまりの憎しみように、聖体拝領を禁じた…といったくだりは読んでいて絶句いたしました。 個人的には歴史の隠蔽方向ではなく情報公開の意図をもっての出版であろうと思いますし、だからこそ大変な傷をえぐる作業でもありますね。過去から学び、これからに生かすためにも有用な出版の一つと考えております。 さて、戦後も残った天皇制、これについては、カトリックの関与だけでもないかと。教育者・河井道女史(恵泉女子大創立者)の伝記「 陛下をお救いなさいまし―河井道とボナー・フェラーズ」にも詳しいところですね。拝見しますと、今の感覚とやはりズレを感じますし、クエーカーの方々とカトリックとのギャップも感じますが、実際に現在クエーカーの方々を知っておられる方がどう読まれておられるか、そこは興味ございます。また、その当時に於いて出来る「最善」と、現在の人々の目からみた「最善」とは同一なのか?という疑問も正直ございます。
Sekko · 2007-07-06 08:45:45 UTC+9 · 投稿 #357
ナチス下で孤児となりカトリック家庭にかくまわれて14歳で洗礼を受けたユダヤ人であるJean-Marie Lustigerさんは1981年から半世紀近くパリ大司教でしたが、75歳を迎えてその地位から離れ、2005年の2月から、パリ大司教は、アンドレ・ヴァントトロワ(Vingt-Trois、つまり数字の23という意味です)さんに変わっています。Lustigerさんはカリスマ性もあり、メディアにも強く、とても人望がありました。確かに彼が大司教になったということはフランスのカトリックにとって、苦しい時代を支えるすごくポジティヴなことだったと思います。日本のことは良く知りませんが、イタリアと同盟国だったということが、よくも悪くも影響したことでしょう。サレジオ会のチマッティ神父の戦中の書簡を読んでいると、その苦労に頭が下がります。糾弾で攻撃的になるより、建設的な努力をしていきましょう。
Sekko · 2007-06-25 01:06:37 UTC+9 · 投稿 #344
生徒の発表会と、初めて、エレーヌ・バルディニにバロックを踊ってもらう試みを23日にやり、そのダンスを含んで11月にやる公演の演出家が来ていたんで、いろいろ大変だったんです。それを無事終わり、ちょっとヴァカンス気分です。
第二フィヨンの分析で、すごくよく分かってへーって思えるのを送ります。最小限のフランス語で誰でも一目で分かる10種類の色分けです。
http://www.rue89.com/2007/06/20/le-cv-en-images-de-tous-les-ministres ジュリストの率とか非ENAの率とかよく分かります。
今回の組閣で一番いやなのは、内相時代からサルコが軍隊の下にあるgendarmerieをポリスと一体化しようとしていて、前に防衛大臣だったMAMをポリスにつけて、それを着々と進めているというところです。
後、傑作なのは、政府による家族の知人の密告サイト(さすがに偽物ですが)が登場して、それを本物だと思って結構真面目に書き込んだ人がいることがいて、ポリス社会もそう不自然ではないと思った人があることです。ル・モンドの記事はこれ、
http://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0@2-3238,36-922859,0.html で密告サイトはこれ www.delation-gouv.fr.
いや、でもこういうサイトを堂々と立てるのがフランスのエスプリの健在ぶりかもしれません。
シラク召喚の判事はJean-marie d’HuyとHenri Pons
だと思います。前はEric Halphen なんてのもいましたね。
UDFは結局UMPの後押しがないと再選されないと思った議員が多かったという事ですよね。西郷の話は面白いですね。それって、オルレアンのイギリス軍が、ジャンヌ・ダルクを見て完璧にびびったのと似ていますね。
『西郷はカネでは動かず、いかなる恫喝にも屈しない、「サムライ」だったからだそうです』というの、「ジャンヌ・ラ・ピューセルも金で動かずいかなる恫喝にも屈しない神がかりだったから」ということでしょうか。力関係で弱い側の上に立つ人が、いかなる誘惑にも恫喝にも屈しない」というのは、歴史を変えるんですね。
そのうち、草の根ユニヴァーサリスムとソシアル擁護から見たフランスのサル山ウオッチング専用のブログを立てなくては、と思っています。
古川利明 · 2007-06-24 19:30:00 UTC+9 · 投稿 #343
それで、私ばっかり書いていてスミマセンが(笑)、下院選後にフィヨンはサルコジのところに辞表を出して受理され後、再指名され、それでジュぺ落選、辞任に伴う「内閣改造」をやってるんですね。ジュぺの後釜にボワローが座り、そのボワローの後釜の財務・経済・雇用相に農相のラガルド(女性)、で、ラガルドの後任にバルニエ(元外相)の、いわば「玉突き」をやってるんですね。日本の外電面は読売しか書いていませんでしたが、フィヨン内閣は「総辞職」してるんですね。で、それはともかく、大統領選後にフィヨン内閣が成立した際、閣僚の半数の7人が女性ってことで、日本の新聞も大きく取り上げていたのですが、コレ、「人数比率」を引っ張ってきて、「男女格差が解消されてます」とアピールする方法ってのは、モロ、アメリカ的コミュニタリズムですよね。満員電車の痴漢対策を、女性専用車両を作ることで、解決したと胸を張る安直さにつながっていると思いますが、こういう状況だからこそ、草の根のユニヴァーサリズム、ソシアルな思想が必要だと思います。本来は、これは竹下さんの守備範囲なんですから、竹下さんがきちんと声を上げるべきですよ。
古川利明 · 2007-06-24 16:11:13 UTC+9 · 投稿 #342
パリ市長時代の公金横領事件にからみ、シラクが既に当局から参考人として、事情聴取を受けたようですが、パリジャンの記事だと、容疑はジュぺが有罪判決を受けたRPRの党員をパリ市役所でカラ雇用をしていた案件だそうですが、訴追免除特権のある大統領の在職期間中というのは、「公訴の時効」としてカウントされないんですか? で、私、非常に面白いと思ったのは、シラクを事情聴取したのは、ヌイイの隣のパリ西郊のナンテール地裁の予審判事(日本でいうところの検事に相当)なんですね。もう、じつにわかりやすい「猿芝居」ですね。竹下さん、この予審判事の名前はわかりますか? しかし、サルコジもヌイイの市長として、どうせ、もっとひどいことやってんでしょうから、「マンガ」ってまさにこのことですね(笑)。それはともかく、私は何度も言ってますが、バイル新党の惨敗には、残念というより、はらわたが煮えくり返っています。あそこでセゴレ-ヌ支持を打ち出して、UDFをまとめていれば、下院選ではPSで過半数前後、UDFでもUMPに流れた連中を引き剥がして、3ケタ近くの議席を確保して、今ごろ、「これから、欧州に中道旋風か」ってことで、日本の外電面には、バイルの提灯記事で溢れてますよ。新しい歴史を作り出すのは、常に一人の人間の勇気ある決断ですよ。ちなみに、イギリスが幕末維新で薩長を支持したのは、それに先立つ薩英戦争で、大久保ではなく、「西郷隆盛」の存在を知り、恐れおののいたからだそうです。それはなぜかといいますと、西郷はカネでは動かず、いかなる恫喝にも屈しない、「サムライ」だったからだそうです。わたしはてっきり、大久保を評価してのことだと思っていたので、これには意外な感じがしました。バイルには「フランスの西郷隆盛」になってもらいたかったんですけどね。
古川利明 · 2007-06-21 16:36:15 UTC+9 · 投稿 #341
だとすると、「路線対立」なんて、キレイゴトもいいところじゃないですか(笑)。ただ、そっちは「コキュ」という言葉があるくらいですから、そういう色恋沙汰には、割合、寛容だと思います。そこはラテン系でしょう。日本人もホンネでは、オープンな民族だと思いますが、日本の場合、「不倫」というと、どうも湿っぽいところがありますよね。たぶん、妻の方が被害妄想に囚われているところはあるんだと思います(もっとも、近年では逆のケースも増えてきているようですが)。セゴレーヌもオランドも相手がいるってことは、フィフティ・フィフティな感じがしますけどね。そのセゴレーヌの相手の「第一秘書」とは初耳です。セゴレーヌ本にはいろいろと出てるんですか。人定も含めて、詳しい情報が知りたいところです。ただ、今度の時間差ダブルでも、2人の関係がしっくりと行っていれば、後半の下院選で切り返して、PSの過半数奪回もイケてたかもしれませんね。だって、セゴレーヌは大統領選が終わった直後、「下院選不出馬、シャラント・ポワトーに引きこもる」みたいなことを言ってましたからね。その意味では、サルコジも2人の不仲のおかげで、首の皮一枚のところで助かったって感じじゃないですか。外電記事だと、オランドは来秋の任期切れまでは党首に居座って、それで退任するという観測になっています。だとすると、PSもせっかく200議席も取ったわけですから、選挙も当分ないんですから、敢えて今、分裂する必要はないでしょう。かつての日本の自民党がそうでしたが、「派閥抗争」するぐらいのエネルギーは必要ですよ。
Sekko · 2007-06-19 19:15:42 UTC+9 · 投稿 #340
セゴは第一秘書と、オランドは女性ジャーナリストと、もう半年以上決まった相手がいるみたいで、なんか、フランス人のエネルギーの源泉ははれたほれたなのかと思ってしまいます。そんな忙しい時期には、ちょっとは禁欲的に政治に専念したらとか思うのは日本人的でしょうか。それとも権力者のところに集まってくる野心的な男女が後をたたないのか・・ピューリタンのメンタリティと違って、がんばって隠そうとしないのは偽善的でなくていいですが、この後、どうなっていくんだろうと興味はありますね。
古川利明 · 2007-06-19 12:38:20 UTC+9 · 投稿 #339
外電面の記事だと、UMP314(改選前359)、PS185(149)、新中道22、民主運動(バイル新党)3(旧UDF29)、共産15(21)、その外38(19)という数字になっているので、たぶん、最後の「その他」にだいぶPS系の当選者が入っているんでしょうね。サルコジ与党も、寝返った旧 UDF(新中道)を合わせても、UMP単体の改選前より少ないんですからね。しかし、トータルでPSが200を超えたとなると、ここでセゴレーヌが党を割って出るというのも、「損得勘定」を考えると、ちょっとビミョーなところがありますね。しかし、サルコジの旧UDFの切り崩しは物凄いものがありましたね。バイル新党「3議席」ではどうしようもないですよ(苦笑)。今度の「猿勝利」の要因は、コレが全てでしたね。正直、期待値を込めて「自主投票」でも何とかなるだろうという楽観的な予測を、私は立てていたのですが、じつに甘かった。所詮、「勝ち馬に乗る」というか、やはり、もともとが「政権与党でいたい病」という連中が多いんでしょうね。それとサルコジがいい気になって、消費税増税を打ち出したのにも、有権者はカチンと来たんでしょう。だって、本人は当選早々、自家用ジェットでマルタに雲隠れして、優雅なバカンス三昧でしょ。「ふざけるな」と言いたくなるでしょう。とりあえずは、PSの後任党首問題がどうなるかでしょうね。オランドが辞めるのか、辞めないのか。もし、オランドがそのまま居座るという状況になった場合、セゴレーヌが党を割って飛び出すか(その場合、どれだけの人数が付いていくか)。その場合、やはり、3ケタ(100議席分)ぐらいないと、バイルんところが3議席しかないんで、どうしようもないですからね。「夫婦ゲンカ」の第2ラウンドが、オモロイところに飛び火しそうで、サルコジ(のセシリア)と合わせて、当分、ゴシップネタには事欠きませんね(笑)
Sekko · 2007-06-18 20:28:01 UTC+9 · 投稿 #338
今朝の朝刊ではまだ最終の数字は出てませんでした。 改選前は359でしたから、減ったのは確実です。PSは、149から207と200を超えたので、どちらかというと勝利モードです。でもセゴとオランドの離別が発表されたので、喜びが半減したという人も多いです。セゴは、「オランドにうちを出て行くよう頼んだ」という発表の仕方をして、なんだかなあ、と思いました。PSとして共闘はすると一応言ってますが。後、サルコと、法務大臣(モロッコ人の父とアルジェリア移民の母でフランスーモロッコの2重国籍を持つ)のラシダ・ダティの愛人関係が判明しているらしいですが、それにノータッチというのはフランス的で、他のことは何でもアメリカ風にするのとそのうち相容れなくて自爆するのではとも言われてます。サミットでも、例の酔っ払った映像の後、サルコは謝罪をせざるを得なくなり、セシリアはその後、娘の誕生日とかいう口実でサミットから一足先に引き上げ、この二人もひょっとして分裂するかも。Modemは4席に増えてました。
古川利明 · 2007-06-18 18:47:10 UTC+9 · 投稿 #337
そのUMPが318議席止まりってのは本当ですか? 確か、下院の定数は577議席で、改選前でUMPが確か350前後だったように記憶しています(正確な数字でなくてスミマセン)。ってことは、サルコジ与党は改選前より議席を減らしたということじゃないですか!<ザマーミロ(笑)。 いや、UMPを318議席で止めたというのは大健闘ですよ。フランスの有権者もまだ捨てたもんじゃないですね。で、ジュぺ落選ですか? だって、今度の組閣で、サルコジが「副首相格」として、例の鳴り物入りで「環境担当大臣」として抜擢したわけでしょ。こんなの、事実上の「サルコジ不信任」じゃないですか。これはフランス政局も面白くなってきましたね。「セゴレーヌ新党」は面白い選択肢だと思います。バイルのところと一緒になればいいじゃないですか。私はあんまり「右」だ「左」だと言ってるより、やる気のある、新しい政治の流れを作ろうとする人間が、結集すればいいと思いますがね。男女のややこしい問題が絡むと、変なところで停滞するんで、これを機に、そういう「腐れ縁」を解消すればいいんですよ。PSで言えば、本来で言えば、党首であるオランドが出るべきだったのを、自分が出ずに、嫁ハンを出したあたりから、ボタンの掛け違えが始まったような気がします。ついでに、「対猿カード」として、その「セゴレーヌ・バイル新党」で、シラクを最高顧問に迎えるくらいの柔軟性が欲しいところです(笑)
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